おでかけ

着物が映える茶道教室です!

茶道の稽古に行ってきました。少し前は、稽古ごとに取っ替え引っ替え着物を着ていくのは違うかなと思っていましたが、今はサイズの検証と風にあてるために柔らかもの、かたもの、いろいろ着ています。先生が着るものにかんして寛容でいらっしゃるので、毎回好きにさせてくださりありがたいです。

逆光でよく見えませんが、濃い緑色の紬です。草花柄が白で線描きされています。

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芹澤銈介「いろは文」の木屋太の袋帯。大きなワンポイントに「心」の一文字が。

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私が通っているこちらの茶道教室が、現在、生徒さんを若干名募集しています。ご興味のある方、ぜひお問い合わせくださいませ。お稽古とても楽しいですよ!

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田尻歴史館の館内ガイドです。1000坪の敷地に洋館、和館、土蔵、茶室、庭園が配されて、素敵な場所です。レストランも駐車場もバッチリあります。


大阪府指定有形文化財のお茶室でお稽古しています。

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先生のInstagramからもメッセージでお問い合わせできます。

着物姿が映える教室で茶道をご一緒しませんか? もちろん洋服で参加なさっている方もいますよ!初心者の方大歓迎です!


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爽やかな春色の紬でお茶会へ

朝から曇天〜雨天の日曜日。どんよりした鈍色の空でしたが、気持ちを上げるために爽やかな水色の紬を選びました。

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春らしい水色で気持ちも軽くウキウキ。教会の礼拝に行ってきました。

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こちらも春らしく、淡いグレーの洒落袋帯を合わせてみました。

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帯地に砂子が施されているのか、淡いグレーがキラキラ光っています。可愛らしい抽象模様はモール織です。

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礼拝後は地域のお茶会に行ってきました。海外から日本に語学研修に来られている5カ国の方々をアテンドしたので、私もお相伴に預かりお茶をいただいてきました。

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茶道の師匠からお道具の説明があり「炉縁は四君子でございます」とおっしゃったので、きもの文化検定の勉強で覚えたことを思い出しました。(四君子、四君子、えーっと何だったっけ。梅と蘭と、、、それから菊?、、、あとはうーん竹だったかな?)って、すっかり忘れとるがなー💦勉強してた頃は四君子ぐらい即答できたのに。

すっかり頭の中も鈍色になっているようです。

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茶道稽古のあとは隠れ家レストランへ

今日は茶道のお稽古日でした。身幅が広くお茶の稽古には着やすい黄土色の謎の安く買った着物を着ていきました。この着物、生地が良いとよく褒められるのですが、もしかしたら牛首紬かなぁ。

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黒地の九寸名古屋帯もかなり前に購入したもので久々に締めました。とても締めやすい帯。

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パルメット文様と大胆な金彩で素敵な帯なのに、ずっとスルーして出番が無いままでした。

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お稽古の後は、先生と社中の皆さんでランチに行きました。

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南大阪の古民家というか邸宅を、そのまま和食レストランとしてランチ、ディナー営業されている、知る人ぞ知る隠れ家名店でした。

吟選(ぎんせん)

この物価高の時節に驚きのお値段。なんとランチコースにこれだけ出てきて、税込2,200円でした。漁港も近いから新鮮な刺身もたっぷりです。

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大満足で、幸せでお腹も心も満たされました。また来たいわぁ♡ おすすめです! 行かれる方はぜひ予約なさってくださいませ。

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私が着用の黒の雨ゴートも久しぶりに着ました。コート地ではなく、ポリエステルの紗の反物を文字商店さんでマイサイズに仕立てたものです。

このポリエステル紗のコートもつくった当時は思い入れが強かったのに、長い間スルーして出番を作れなかったなぁ。着物沼にハマって次から次へと新しいほうへ目移りしていったけど、初期の頃に集めたものだって自分の好み。箪笥に仕舞い込まずどんどん着ようと思います。


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宮崎友禅斎になれなかった話

きもの文化検定の勉強を始めると、まず最初に覚える歴史上の人物が、江戸中期に知恩院門前に住んでいた宮崎友禅斎かと思います。京都の「友禅染」は、扇面絵師の宮崎友禅斎の名前に由来するのです。当時、宮崎友禅斎は扇面のみならず、小袖の模様図でも一世を風靡しました。

ということで、目指せ!宮崎友禅斎とばかりに、私が扇面に絵を描いてきた時のお話しです(笑)

昨年12月に東京に行ったとき、たまたま日本橋の地下街を歩いていたら『正月事始め』という無料体験型イベントが開催されていました。一般の人が伝統工芸を体験できるらしく、江戸切子、江戸扇子、箱根寄木細工、藤枝茶合組、小田原提灯、駿河竹千筋細工と、大阪ではなかなか見ることができない工芸品ばかり。

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通りすがりの私が興味深そうに見ておりますと「予約してなくても体験できますよ」とおっしゃっていただいたので「では江戸扇子でお願いします」と、さっそく400年の老舗『伊場仙』さんのブースに案内していただきました。

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これから扇面に絵を描くなんて、まるで宮崎友禅斎になった気分だわ。でもお手本もないし、描き方を教えてくださる先生はどこ⁈  絵筆と扇子を前にして固まっておりましたら、ご担当の方が「お手本はありません。どうぞご自由に、思いのまま、お好きなようにお描きください」とおっしゃるではありませんか。

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(えーマジで⁈   お手本もないのにどうしよう。そうだ!紅葉がいい!紅葉を描こう!)

実は前日の夕方に、駒込の六義園に紅葉を観に行ってたのです。(12月に入ってもまだ紅葉があった)知らなかったけど、六義園の庭園は紀州の和歌浦の景勝をイメージして作られていて、なぜか東京にいながら「和歌山」を感じられる場所なんですよね。

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とりあえず、六義園で見た紅葉を思い浮かべながら描いてみましたが、、、ひ、ひどい💦シャレにならないレベルの低さ😭 あまりの絵心の無さに、おかんさん(日本画も水墨画もOK。ご自分で掛け軸を描ける)を大阪から呼びよせて助けてもらいたかったもん💦

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『伊場仙』の方も、褒めもけなしもせず、苦笑いなさりながら「やりましたな」の一言でしたわ(笑)

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自分が小学生だった時のほうが、はるかに上手かったと思うほどのひどい出来映え💦扇面絵って簡単そうに思ってたけど、私にはめちゃくちゃ難しかったです。

江戸時代の宮崎友禅斎って、よほどすごい絵の才能があったんだろうなぁ、、、つくづく尊敬してしまいました。

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週末着物男子さん

前回の続きです。

ある日、文字さんのアメブロを見て腰を抜かしそうになりました。ええーっ!あの週末着物男子さんが、たくさん本場結城紬をお持ちの週末着物男子さんが、なんと新たに9枚の本場結城紬の解き反物を地入れのために文字商店さんに送ってこられたとな⁈ ということはまた9枚も結城紬をお仕立てしはるんかー!びっくり。

うらやましすぎてため息しか出ませんでした。そんな時に週末着物男子さんが久しぶりに文字商店さんに訪問されることをお聞きし、これはもう取材(笑)に行くっきゃない!とお友達を誘って突撃してまいりました。

まずは週末着物男子さん、文字さんと共に記念撮影からスタートです。

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本題に入る前に、私が持参した麻の解き反物を、目利きの週末着物男子さんに見ていただきました。「これはひょっとして八重山上布でしょうか?」とお尋ねしましたら「違いますね。ラミーの琉球絣と思います」「ああ、そうなんですね」その後は八重山上布の特徴や見分け方を詳しく教えてくださった上に、このラミーの琉球絣は張りがあって長着では着にくいので、帯にしたら良いとナイスなアドバイスまでいただきました。

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「藍の宮古上布に白い帯は色移りするのでなかなか締められませんが、このラミー琉球絣なら洗濯できるので宮古上布に合わせられますよ」「なるほど」。

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てか、週末着物男子さんがお召しになっている琉球紅型の着物を仕立て直された長羽織のほうが気になるんだけど(笑)

黒八丈のお着物も、黄八丈の帯もかっこいい。

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うーん、この方も「裏勝り」の人でしたか。長羽織の裏地は文字商店さんの特注品。色違いで黒地もあります。同じ羽裏が欲しい方は文字商店さんまでお問い合わせください。

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そしてこの日、週末着物男子さんが新たにお仕立てしたお着物が2枚出来上がってきたので、一緒に見せていただきました。

ブルー系の本場大島紬の秋名バラの単衣です。

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女性用のアンサンブル(道行と長着)を解いて仕立て直されたので用尺がたっぷりあり、すべて柄合わせが絵羽でつながっています。よくお似合いですね。

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そしてもう一枚は、紋屋井関さんの地紋も素晴らしい、しなやかな女性用の訪問着を、解いて洗い張りして「たき染め」して、週末着物男子さん用に一級和裁士さんが仕立て直されたお着物です。

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なんて深みのある美しい色!見る角度によって墨色に見えたり、茄子紺に見えたり、あるいは煤竹色にも見えるかもしれません。表情のある絶妙な色合いです。

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格の高いお着物なので、縫い紋をつけてらっしゃいます。おまけに同じ生地で長羽織もお仕立て中だそうです。いいな、いいな。素敵すぎて、私たち3人ともうっとり。目の保養させていただきました。

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私も地紋のきれいな着物を「たき染め」してもらおうかしら。

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このように週末着物男子さんは男性の着物愛好家の方に、色柄が豊富で身丈が長い女性用の着物から、男性用に仕立て直しできる方法があることをぜひ知ってもらえれば、とおっしゃっています。確かにそうすれば男性の着物の可能性が無限大に広がりますよね。もし私が男性なら、きっと週末着物男子さんの真似をしたくなると思います。


そして最後、いよいよ見せていただきました。先だって文字商店さんに送ってこられた9枚の本場結城紬の反物を含めて、これからお仕立てする予定のお着物がズラリ!

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壮観です。全部で20枚ぐらいあるのかなぁ。本場結城紬に、結城縮に、白鷹お召、越後上布etc、、、まるで高島屋の上品會の最後の紬コーナーみたいなラインナップ。

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呉服屋の若旦那がお客さんに反物を説明しているように見えますが、違います(笑)。すべて週末着物男子さんがこれから文字商店さんで、長着や羽織にお仕立てする予定の反物です。一人の一級和裁士さんに順にお願いしてらっしゃるので、ただいま「お仕立て渋滞中」だそうです。

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「週末着物男子さんはいったい何枚ぐらいお着物をお持ちですか?100枚ぐらいあるでしょう?」と質問をさせていただくと、「いや、この未仕立て分を全部仕立てても100枚ありませんよ」という意外なお答え。

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でももう欲しい着物はほぼ全部手に入れられたそうです。これ以上増やさなくても、持ってるものばかりになってきたと。

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「それではなぜ、今も着物を探し続けてらっしゃるんですか?」「自分の目利き力を試して検証したいからです。最近はもう買い物に失敗しなくなりましたが、着物を見る目が落ちないように常に挑戦し、探究心を持ち続けています」

そっかー、なかなかの探検家でいらっしゃいますね。着物沼に落ちるというより、着物山脈を制覇していく登山者の如し。これからも充実のお着物ライフを満喫なさって、私たちの目も楽しませていただければ嬉しく存じます。週末着物着物男子さん、ありがとうございました。

週末着物男子さんのInstagramです

文字商店さんのブログです
文字さんにもお世話になり、ありがとうございました!

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