自然布に憧れて、数年前にネットで購入した羽越科布の名古屋帯。山形県の特産品の独楽が描かれていて可愛いのです。

未仕立てで届きました。あれれ⁈ 科布といえば八寸帯だと思っておりましたが、これは九寸帯じゃないですか!!

京都の文字商店さんにお願いして、開き名古屋仕立てにしてもらいました。

文字商店さんとの仕立ての打ち合わせで、胴まわりを名古屋仕立てにして芯無しにして裏地を省いてほしい(涼しくなるので)、それからお太鼓部分は裏面の無地を出してほしい(独楽の柄は可愛いすぎる。正月の季語で夏着物と合わないような気がする)と私の希望を申し上げました。

するとその場に、文字商店さんとお付き合いのある帯のお仕立て専門の方が来られたので、プロのご意見を直接伺いました。
「名古屋仕立てにして、お太鼓の表裏を変えることは出来ます。ただしお太鼓と胴回りの間にハサミを入れることになります。手仕事の科布の帯にハサミを入れるんは、私ら抵抗ありますなぁ。無地を表に出したいんやったら、帯結びで工夫しはったらどうです?」
その方がおっしゃる通り、貴重な自然布の帯を切るのもなんだかなぁ〜と私も納得しましたので、開き名古屋帯に仕立てていただきました。

昨年の夏。芭蕉布の着物に科布帯を合わせて。前帯は右巻きでも左巻きでも独楽の絵がワンポイントで入ります。

後ろ姿。帯をねじって、裏面の無地をお太鼓に持ってきています。

そして今年の春。郡上紬に科布帯を合わせて。

お太鼓は独楽の面を出しました。やっぱり自分の感覚では、独楽=正月なので、ちょっと今の時季には合わないような気がしてならない💦

そして科布の帯自体を一年中締めても良いものか?という葛藤もあります。九寸名古屋帯で厚みもあるし、独楽の模様だから1月にも締められるかな、、、と年明けから様子を伺っていたのですが、どうも袷の時季に科布は合わないような気がするのです💦
やっぱり単衣か夏衣に締めることを考えて、ハサミを入れて、お太鼓無地、名古屋仕立てにしてもらったほうが良いのではないかしらん?
いやいや、ハサミを入れなくても裏返して締めたらいいのでは?
悩ましい科布の九寸名古屋帯。考えがまとまらなくて堂々巡りしています(笑)



未仕立てで届きました。あれれ⁈ 科布といえば八寸帯だと思っておりましたが、これは九寸帯じゃないですか!!

京都の文字商店さんにお願いして、開き名古屋仕立てにしてもらいました。

文字商店さんとの仕立ての打ち合わせで、胴まわりを名古屋仕立てにして芯無しにして裏地を省いてほしい(涼しくなるので)、それからお太鼓部分は裏面の無地を出してほしい(独楽の柄は可愛いすぎる。正月の季語で夏着物と合わないような気がする)と私の希望を申し上げました。

するとその場に、文字商店さんとお付き合いのある帯のお仕立て専門の方が来られたので、プロのご意見を直接伺いました。
「名古屋仕立てにして、お太鼓の表裏を変えることは出来ます。ただしお太鼓と胴回りの間にハサミを入れることになります。手仕事の科布の帯にハサミを入れるんは、私ら抵抗ありますなぁ。無地を表に出したいんやったら、帯結びで工夫しはったらどうです?」
その方がおっしゃる通り、貴重な自然布の帯を切るのもなんだかなぁ〜と私も納得しましたので、開き名古屋帯に仕立てていただきました。

昨年の夏。芭蕉布の着物に科布帯を合わせて。前帯は右巻きでも左巻きでも独楽の絵がワンポイントで入ります。

後ろ姿。帯をねじって、裏面の無地をお太鼓に持ってきています。

そして今年の春。郡上紬に科布帯を合わせて。

お太鼓は独楽の面を出しました。やっぱり自分の感覚では、独楽=正月なので、ちょっと今の時季には合わないような気がしてならない💦

そして科布の帯自体を一年中締めても良いものか?という葛藤もあります。九寸名古屋帯で厚みもあるし、独楽の模様だから1月にも締められるかな、、、と年明けから様子を伺っていたのですが、どうも袷の時季に科布は合わないような気がするのです💦
やっぱり単衣か夏衣に締めることを考えて、ハサミを入れて、お太鼓無地、名古屋仕立てにしてもらったほうが良いのではないかしらん?
いやいや、ハサミを入れなくても裏返して締めたらいいのでは?
悩ましい科布の九寸名古屋帯。考えがまとまらなくて堂々巡りしています(笑)


