9月中旬の夕方に自宅マンション駐車場の車止めに足を引っ掛けて、大きく右側面に転倒して後方の芝生に倒れ込みました。あいにく買い物袋で両手が塞がっていたのと反射神経が鈍く咄嗟に腕を出すこともできず、右半身を地面に強打しました。

しばらく起き上がることができず、今まで経験したことのない痛みが右肩に走りました。そっと右の鎖骨あたりを手で触ってみたら柔らかくなっていて(折れてる⁈)とショックを受ける。周囲に誰もいなくて、とりあえず渾身の力を込めて起き上がり、よろよろ歩きながらなんとか自宅にたどりつき、食材を冷蔵庫に入れてから、自分で救急車を呼びました。

ありがたいことに搬送してもらった病院には、ちょうど夕診の整形外科の先生がいらっしゃったので、即入院して翌朝一番に手術していただきました。折れた鎖骨を整復してワイヤーを入れて固定する手術でした。

そして骨折から2か月経った今週、鎖骨に入れたワイヤーを抜く抜釘(ばってい)手術のため再び二泊三日で入院して、無事に退院してきました。

入院中、たっぷり時間があるので本をたくさん持っていきました。本や雑誌を寄贈くださった皆さまにこの場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。ファッション誌『JJ』が好きな女子大生だった私が、ついに『ハルメク』デビューしましたわ(笑)

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『美しいキモノ』のバックナンバーもありがとうございます。

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鎖骨骨折はよくある怪我のひとつですが、ひと言で「鎖骨骨折」と言っても、すぐに骨がくっつく成長期のお子さんやメンタルが強いバリバリのスポーツマンと還暦過ぎた私とでは、ダメージが違うと思いました。

私は今週ワイヤーを抜いたけれど、まだ仮骨ができたばかりで、完全に骨がつながるのは一年かかるそうです。しかも今回の転倒で傷ついたのは鎖骨だけではなく、肋骨にもヒビが入っていたり、下の歯が欠けていたり、なぜか背中にあるホクロまで潰れてしまい、ちょっとした満身創痍状態になっておりました。

さらに骨折後、以前は低血圧気味だった私が今は血圧が高くなってしまい、このまま高血圧が続くと新たな病を誘発するのではないかと心配しています。そして体温が高くなり、11月に入っても暑くて暑くて仕方ないです。なんか転倒したことを境に、体質がガラリと変わり、心身とも年齢が一気に進み、人生まで変わってしまいそう。それぐらい転倒は恐ろしい。

転倒に気をつけるのは後期高齢者からで良いと漠然と考えていたけれど、大間違いでした。私は二度と転びたくない。皆さまもくれぐれも足元にお気をつけください。

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