40代の頃、呉服屋さんで反物を購入した帰りの地下鉄で、なんと紙袋を置き忘れてしまい、そのまま行方不明になってしまった綿紬の差し分け注染の浴衣。

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自分の痛恨のミスで幻の浴衣と化してしまいましたので、十数年後にリサイクル通販で同じ色柄のお仕立て済みの浴衣と出合ったときは本当に驚きました。

まさか自分が失くした反物そのものを仕立てた品でないとは思いますが、偶然サイズも自分にぴったりで、神様の贈り物だったのかもしれません。

しかしながら、お仕立ての柄出しが「ぶっつけ」「衿に薄い色」になっていたのはちょっと違和感があり、私ならおそらく今も昔も「追っかけ」「衿に濃い色」にしてもらうと思います。が、こちらの柄出しのほうが目の錯覚で細見えするかもしれませんね。 

ということで「ぶっつけ」で「衿に薄い色」に仕立ててある、気に入っているけど「若干の違和感がある(笑)」浴衣を茶道のお稽古に着ていきました。

後ろ姿。濃いグリーンが「ぶっつけ」になっているから目の錯覚で、細見えするかと思いきや、かえってお尻が強調されてませんか?

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正面は良いですよね。でも衿に濃いグリーンを持ってきたほうが私は好きかな。

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左横から見ると、ほとんどグレーのかたまりですね(笑)

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みなさんには「とても似合っている」「あなたらしい」と褒めていただきました。ありがとうございます。

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