先週の出来事です。前夜式(お通夜)に参列するために、仕事から帰宅するやいなや喪服(ワンピースにボレロ)に着替えたのです。が、4年ぶりに袖を通したワンピース(11号サイズ)がなんとパツンパツンになっていて背中のファスナーがまったく上がらないのです。うわーっ、えらい太ってしまった、どうしよう!

仕方がないから母のアンサンブルを借りました。そのアンサンブル(ジャケットとワンピース)は車椅子の母が着脱しやすいよう大きめのサイズ(17号)なのですよ。そんな大きなサイズ、私にはブカブカで借り着丸出しになるに違いないと懸念しましたが、そんなに違和感なかったです。むしろ着やすかったぐらい。

はい、11号から一気に17号に成長(?)薄々感じていたけれど、ここ数年でじわじわと太ってしまったみたいです。実は洋服だけでなく、着物においてもサイズが微妙に合わなくなってきたようです。

先日お茶の稽古に締めていった黒の名古屋帯にしても、以前は前帯とお太鼓のポイント柄が両方ともすんなり出せたのに、今回は柄が全然出なくて苦労しました。特に前帯の柄が前面に来てくれなくて、気分が悪くなるぐらいキツく締めてやっとこさ柄を出しました。はああ、苦しかった😭

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この帯です↓  実はこの帯、めちゃくちゃ気に入っているのですが、お太鼓柄と前帯の柄の距離がえらい短いですよね。太った私もいけませんけど、柄の配置も細身の方向けになってますよね?

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このような柄の配置が短い名古屋帯の場合、足し布をどこを継ぐのだろう? と疑問に思っていたら、今日の文字商店さんのブログに答えがありました。なんと三角の部分にわからないよう継ぐのですね! さすがプロのお仕事👏

自分にとって大切な帯なので、次回お伺いした時にぜひお願いしたいと思っています。

おかんさんのように帯のお仕立てや寸法直しをご自分でなさる方、本当に尊敬します。私は以前、長すぎる喜久樹のイカット帯を自分で切り、失敗してしまいました。

帯を短く切りすぎて、また足し布をするというどんくさい失敗が、今もトラウマになっています(泣)

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