いつか黒留袖を仕立てたい、、、と願いつつ年月だけが流れてゆきますが、そんななか姪の結婚式の日取りが決まりました。なんと真夏のホテルウェディングらしいのです。私が着たい黒留袖は夏物じゃないので、姪の挙式参列には無理。さぁ何を着ていこう。

いろいろ考えた結果、手持ちの洗い張り済の正絹駒絽の付け下げ(訪問着)のうちの一枚を先に仕立て直してもらうことになり、京都の悉皆の文字商店さんにお願いしてきました。

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六枚も候補があるのに、結婚式に相応しい格の高い柄の着物が無くて困りました。ですので一番おとなしい地色で選びました。左上のススキの穂と筏が描かれている淡いグレーの付け下げです。

これに夏用の貼り紋を五か所つけようかと思っているのですが、どうなんでしょうね。

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文字さんとおかんさんと私とで、ワイワイ言いながらこの着物を選んだとき「結婚式にはちょっと柄行きが粋すぎるのでは?」という意見が出て、確かに私もそう思います。が、幸か不幸か、私が着たらまったく粋に見えないので大丈夫でしょう(笑)

さすがに結婚式に麻の長襦袢は着ていけないので、手持ちの絽の長襦袢反物も仕立てていただくことにしました。

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古い反物で全体的に黄変しているので、仕立て前に漂白をお願いしました。なんと2,500円で黄ばんだ反物を真っ白に漂白していただけるそうです。そんなに安くで新品の白生地によみがえるなんて知らなかった。驚きました!

絽の着物に、絽の長襦袢を着るのが、昔から憧れでした。仕上がりが楽しみです。

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