きもの文化検定合格祝賀会で、ささら先生(三木やすよ先生)にお会いできて嬉しかったのです。もちろん先生は早くから一級を取得なさっているレジェンドでいらっしゃいます。

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以前ささら先生のお教室で見せていただいて、あまりの素晴らしさに泡吹いて倒れそうになった染織資料『日本傳統織物集成』も真似して頑張って買いました。

そして先日のささら先生のブログにて「過去の着物雑誌の付録が秀逸」との記述を拝読しまして、

はい、先生がおっしゃっている通りにさっそくメルカリで過去の付録を購入させていただきましたよ。

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読むのすごく楽しみです。小冊子だけど内容が濃そうですね♫

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私も昔の着物雑誌の付録で、永久保存版で大切にとってある小冊子があります。家庭画報特選きものサロン2005年夏号の別冊付録『浴衣着こなしBOOK』。今から17年前発行です。

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私は浴衣がきっかけで着物が大好きになったのですが、17年前に浴衣に夢中になった時のバイブルがこちらの別冊付録でした。

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当時、東京に住んでいた影響なのか、好みは藍白の江戸浴衣一択でした。特に憧れたのが、老舗料理店の女将さんが誂えた左ページの首抜き浴衣です。

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アップしてみます。十八代目中村勘三郎丈を贔屓の女将さんが、神田祭に合わせて中村屋の定紋である隅切り銀杏と、替紋の舞鶴を染めた首抜き浴衣を、竺仙さんでお誂えになったものです。今見ても惚れ惚れします。めちゃくちゃかっこいい!

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もう、かっこよすぎて憧れて、このページを何百回も、穴があくほど見つめておりましたっけ✨

憧れが高じて、当時の仕事である演者さんのプロデュースの一環でステージ衣装を製作することになったのですが、こちらの首抜き浴衣のお写真をデザイナーさんに見せて、同じようなイメージで誂えてもらったほどです。本当に素晴らしい衣装が完成しました。私が着たかったなぁ、、、(笑)。

このような贅沢な絵羽浴衣は手が届きませんが、やはり17年前に自分が欲しかった浴衣の型が今も残っているとお聞きしたので、今年竺仙さんに染めてもらっている最中です。染め上がりが楽しみです。

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