昔からこのブログを読んでくださっている方は、「お金持ちの奥さん」という名の登場人物に記憶をお持ちかもしれません。以前のお金持ちの奥さんの記事のひとつです↓
ところが予想に反して大盛況。私たちが到着した午前11時にはまだ少なかったけれど、その後続々と大勢のお客さんがやってきて、気がついてみたら、あちこちで着物を選び、反物を巻き巻きして、帯をあてて、小物をコーデして商談して採寸と、熱気あふれて大盛況だったので驚きました。
コロナで売り手も我慢していたけれど、同じようにお客さん側もお買い物に飢えていたのでしょうか。皆さん購買意欲が大爆発してました。むしろお客さんのほうから積極的に反物巻き巻きされて、嬉々としてお買い物されているように見えました。(よく若い女性が反物巻き巻きされて断れずに無理やり買わされたという話も聞きますが、こちらの顧客にはそんな柔な人はいないようでした。年齢層が高くはっきりNOが言える強気な客ばかり)
ふと我にかえると、お金持ちの奥さんまで担当さんとアドバイザーと店長に囲まれて、ルンルンと反物巻き巻きしてもらってました。「ねぇ、どっちの色がいいと思う?」「あちらも見せてくださる」「うーん、あたくしにこれは似合わないかもね」などと取っ替え引っ替えしながら、めちゃくちゃ楽しそう!まるで水を得た魚のように生き生きされてました。魂の喜びがあふれる満面の笑みで、お買い上げ。価格交渉もしっかり、双方ウィンウィンになるよう最後まで妥協せず細かくきっちり詰めるところは、さすがお金持ちの奥さんだと思いました。
それにしても、古布の店でセカンドハンドの着物をお安く手に入れることを覚えたはずの奥さんなのに。「もう高い呉服屋で買わないわ。馬鹿馬鹿しいもの」とおっしゃっていたというのに、また元に舞い戻ってますやん。奥さんいわく「最初は小物だけちょこちょこ買ってたんだけど、半年通っても無理に勧めてこない良い担当さんでね。ぜひこの人から着物を買いたいと思ったのよ」とのこと。
それはたぶん口実ね(笑)呉服屋さんで反物を選んで身体に巻きつけてもらい、イチから着物をお誂えする醍醐味、快感が忘れられなかったのだろうし、忘れたくなかったのでは? と私は推察します。
ギャラリーで見てるだけの私まで、ワクワクドキドキ楽しませていただきました。まさにライブ感あるエンターティメントでした。
その奥さんからのお誘いで、大阪の有名な呉服チェーン店の大展示会に行ってきました。コロナの影響で一年以上展示会を開けなかった呉服屋さんにとっては、起死回生の大勝負だったに違いありません。なのにこの日は朝から豪雨で足元がたいへん悪く、加えて緊急事態宣言もまだ明けてない中、万難を排して感染対策を行なっているとはいえ、集客はかなり厳しいんじゃないかと私は予想していました。
ところが予想に反して大盛況。私たちが到着した午前11時にはまだ少なかったけれど、その後続々と大勢のお客さんがやってきて、気がついてみたら、あちこちで着物を選び、反物を巻き巻きして、帯をあてて、小物をコーデして商談して採寸と、熱気あふれて大盛況だったので驚きました。
コロナで売り手も我慢していたけれど、同じようにお客さん側もお買い物に飢えていたのでしょうか。皆さん購買意欲が大爆発してました。むしろお客さんのほうから積極的に反物巻き巻きされて、嬉々としてお買い物されているように見えました。(よく若い女性が反物巻き巻きされて断れずに無理やり買わされたという話も聞きますが、こちらの顧客にはそんな柔な人はいないようでした。年齢層が高くはっきりNOが言える強気な客ばかり)
ふと我にかえると、お金持ちの奥さんまで担当さんとアドバイザーと店長に囲まれて、ルンルンと反物巻き巻きしてもらってました。「ねぇ、どっちの色がいいと思う?」「あちらも見せてくださる」「うーん、あたくしにこれは似合わないかもね」などと取っ替え引っ替えしながら、めちゃくちゃ楽しそう!まるで水を得た魚のように生き生きされてました。魂の喜びがあふれる満面の笑みで、お買い上げ。価格交渉もしっかり、双方ウィンウィンになるよう最後まで妥協せず細かくきっちり詰めるところは、さすがお金持ちの奥さんだと思いました。
それにしても、古布の店でセカンドハンドの着物をお安く手に入れることを覚えたはずの奥さんなのに。「もう高い呉服屋で買わないわ。馬鹿馬鹿しいもの」とおっしゃっていたというのに、また元に舞い戻ってますやん。奥さんいわく「最初は小物だけちょこちょこ買ってたんだけど、半年通っても無理に勧めてこない良い担当さんでね。ぜひこの人から着物を買いたいと思ったのよ」とのこと。
それはたぶん口実ね(笑)呉服屋さんで反物を選んで身体に巻きつけてもらい、イチから着物をお誂えする醍醐味、快感が忘れられなかったのだろうし、忘れたくなかったのでは? と私は推察します。
ギャラリーで見てるだけの私まで、ワクワクドキドキ楽しませていただきました。まさにライブ感あるエンターティメントでした。