婦人画報のサイトに連載の河村公美さんのキモノエッセイを読み「おっ!」と思いました。着物を着る上で着付けがうまくいかなかったり、コーデが思ったより決まらなかったり、髪型がイマイチだったりと、なかなか完璧には出来ないですよねー。で、着物好きな女性は真面目な人が多いから、いちいち反省して凹んだりするんだよね。私もそうです。

なので河村さんが提唱する「きょうはこれで良しと思うこと」という考え方、とてもいいなぁ〜と思いました。心に響きました。

美しいキモノミューズ・河村公美のシーン別「コーデの魔法」◆40歳の誕生日女子会

元ミス日本、有名アーティスト夫人というプロフィールも相まって、綺麗なお人形さんみたいな人が正統派の着物を着て当たり障りない文章を書いているのかと勝手に想像していたのですが、いえいえ、なかなか奮った方だと思いました。お人形さんではなかった(笑)

河村公美さんええやん!と思ったので、さっそく本を買いましたよ。3年前の発行なので、まだこの頃は猫をかぶっておられたのかな(笑)

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ただ、この本に登場する呉服屋さんや作家さんや着付けの先生の固有名詞が、まさに「現代の東京の洗練された正統派着物」を象徴する錚々たる顔ぶれ。コテコテの大阪人には(うーん、都会的やんかいさ〜)とまばゆいばかり。こんな世界もあるんやねぇ〜と勉強になりました。

せめて私は、着付けやコーデや髪型が多少うまくいかなくても「今日はこのぐらいにしといたろか」の精神だけでも真似させてもらおう。