還暦着物好き日記

日曜の「着物しるべの会」を途中で失礼させていただいた後は、私が所属している地域の国際親善協会の総会に出席しました。その国際親善協会のなかに「KIMONOクラブ」という団体があり月2回、自装、他装の稽古をしています。着物を通じて仕事や留学などで来日している外国の方々と交流しています。

総会終了後、KIMONOクラブのメンバーでカフェでお茶しました。皆さんとてもいい笑顔♡フォトグラファーに撮影していただいたからですね！



実は、教会にいらしている中国人の兄弟がフォトグラファーで、おもに花や風景を撮影されているのですが、「日本の着物女性を撮りたい。人物写真も勉強したい」と私たちを撮影してくださったのです。

ポーズはどうかしら。肌が綺麗でピチピチした若い女性じゃなくてすみません（笑）まさか還暦オーバーで写真モデルをさせていただけるなんて、生きてると不思議なことが起こりますね。



教会の三姉妹です。




中高年の私たちに思いがけずこんな楽しい出来事が舞い込んでくるのも、着物のおかげ、着物のチカラですね。着物に感謝です！

昨日は『第40回着物しるべの会　〜スッキリした羽織の寸法』を学びに芝蘭堂さんに行ってきました。京都の和裁レジェンドの松下先生と着物文化検定高段位の江崎先生から、かっこよく着こなす羽織やコートの寸法、仕立て方、着方を教えていただきました。

私自身の羽織の寸法についても「大丈夫」とおっしゃっていただいて、ホッとしました。

また悩ましい科布の九寸名古屋帯のことまで解決策をご指導くださり、お太鼓も帯前も切らなくても「無地」の面をだせる巻き方を教えていただき本当に助かりました。いつもながら得るものが多い、充実した楽しい時間を過ごしてきました。ありがとうございました。

この日のコーデです。本場結城紬の単衣に、光沢のある水色の名古屋帯。蔦柄の黒の紋紗の羽織を着ました。



紋紗の羽織は生地がしっかりしていて厚みがあり、盛夏に着るにはちょっと暑いのではないかなぁ、、、盛夏ならもっと透ける駒紗だと思う。となると紋紗の羽織を着るなら今しかない！今着ないといつ着るん⁉︎と思いました。紋紗が着られる期間は意外に短いかも、、、。



本場結城紬の着物は、京都のゆりざくらさんでriyoさんが羽織り、おかんさんが購入されたものを後日、私に譲っていただき袷から単衣にマイサイズに仕立て直しました。めーっちゃ気に入っています。

結城紬といえば昨日、芝蘭堂さんの蔵をのぞきに行ったら、結城紬の八寸帯がたくさん入荷していてテンション爆上がりしました。白とかブルーグレーとか黄土色とか、いろいろあって目移りしました。（見るだけでしたが笑）

ところで、結城紬の八寸帯のこと皆さまはご存知でしたか？　かつて昭和の着物最盛期の時代に流行した帯らしいのです。私は知りませんでしたが、現在も横河先生がスタイリッシュに締めておられるのを見て（ええなぁ♡）と憧れています。

結城の八寸帯とはこれですよ↓↓↓お仲間がゲットなさいました♡

そう！今、芝蘭堂さんの蔵には結城紬の着物や帯がじわじわと増えているんです。なぜかというと次回の第41回着物しるべの会のテーマが「結城紬をしっかり学ぶ」だからです！（以前予告したテーマから変更）

第41回　着物しるべの会
『もう一度結城紬を学びましょう』
2025年5月25日（日）    13時〜15時
参加費2,000円（当日精算）

【場所】salon de 喜〜KIKI〜（芝蘭堂）
　　　　　大阪府泉佐野市本町４-７
　　　（南海本線泉佐野駅から徒歩5分）
【電話】080-1444-9028


予約不要でどなたでも参加できます。当日はルーペと物差しを持参してくださいとのことです。

大阪の天王殿に61名が参加して大盛会だった「第二回　みやび絆の会」について、まとめ記事を書こうと思っておりましたが、主催の雅先生（中山雅美先生）のブログがアップされてからに致します。

その代わりに雅先生が今朝ブログにアップなさった「プチみやび絆の会」の記事をリンクしますね。私も参加させていただいた回です。

以下は雅先生からのお知らせです。

次の娘のカフェでの「プチみやび絆の会」は、
5月4日（日）5月7日（水）6月1日（日）
来週なので、緊急募集です💦💦
少人数の場合、「スペシャルみやび絆の会」に変更となる場合もありますが、損はさせません！

そして、「スペシャルプチみやび絆の会」は、
5月25日（日）6月22日（日）
3人以上で開催します。

とのことです。本当にすごく充実したプログラムで、私もぜひまたリピート参加したいと思っています。雅先生の着装を見せていただくだけで勉強になり、あれから自分の着付けも改善されましたよ！全力でおすすめします！ぜひお問い合わせくださいませ！



さて、今週も公私ともにいろいろありましたが無事に週末を迎えられて、ひとまずホッとしています。明日、着る予定の着物を準備しました。本場結城紬の単衣に、光沢のあるブルーの名古屋帯。帯締めは白、帯揚げは尊敬する方が藍で手染めされた瓶覗色のスカーフ。

明日は教会に行って、午後からは芝蘭堂で「第40回　着物しるべの会」、そして地域の国際親善協会の総会もあります。一日中動き回るので、紋紗の羽織を着ようと思っています。

中山雅美先生（雅先生）主催の「第二回みやび絆の会」が、大阪の料亭天王殿で盛大に開催されました。雅先生の（来てくださった方に絶対損はさせたくない！）という「おもてなしの心」に溢れた素晴らしい３時間でした。



雅先生を囲んで。左から私、おかんさん、雅先生、riyoさん、司会のえっちゃん先生、ハンドメイド作家の千秋先生です。




ほかにもクイズ大会を仕切ってくださったり、撮影をしてくださったり、ボランティアで着付けのお直しを申し出てくださった方々（なんと５人も！！）がいらっしゃったりと、雅先生の会を支えようと、すすんでお手伝いを買って出た生徒さんたちでいっぱい！雅先生のお人柄の賜物なんでしょうね。私利私欲のない、奉仕の精神に満ちた、善良で温かい空気が、終始会場内に流れていました。

そこが一番感動しました。

当日のレポはお写真をいただいてから書かせていただきます。すでにいろいろなブロガーさんが書いてらっしゃるので、ぜひお読みくださいませ。次回にリンクさせていただきます。

今日は、早朝から藤の花を愛でるためにお一人で遠征されていた「おかんさん」が、難波に戻ってこられるのを待ち構えて、ランチをご一緒しました。大阪日本橋の知る人ぞ知る、安くて美味しい洋食屋さんに連れていってくださり、めーっちゃ柔らかいビフテキ＆海老フライを堪能♡また行きたいです。



お忙しいおかんさんとお会いした目的は、着物しるべの会で総勢25名、5月の京都南座の歌舞伎鑑賞教室に観劇にいくので、その打ち合わせでした。おかんさんと私の二人が幹事なのですよ。もっとも打ち合わせは5分で終わってしまいましたが（笑）



ランチ兼打ち合わせのあとは、久しぶりにおかんさん御用達「きもの屋さん」に寄ってきました。



やっぱり何度来ても「きもの屋さん」は、破格の安さだし、商品の回転も早くて物量が豊富だと思います。



「せんびる」や「はっせん」など、大阪にはリーズナブルな着物のリユースショップがたくさんあるけど、ここの安さは本当に驚愕に値します。



安さの秘密は、ほんの少しだけシミがあったり、新品同様だけどサイズが小さめだったり。おかんさんのようにサイズのお直しはお手のもの、染み抜きも魔法の水でささっとご自分で出来てしまう方には、本当にお買い得ですよね。



最近おかんさんは、塩瀬の帯のシミをわからないようにするため、小筆に墨を含ませて柄足しまでなさったようで、それもご本人に水墨画の心得がおありだからこそ！すごいですね！

「これから私のこと、染色補正おかんと呼んでくれる？」とおっしゃってましたが、もちろんそう呼ばせていただきます！（笑）