2024年12月

今年最後のコーデの主役は舟形下駄

年が明けて元日から、再び着物を着ようと思っていましたが、我慢できずに年内最後の教会礼拝に着ちゃいました。

まぁウォーミングアップですね。いつものベイサイドで自撮りしました。

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コーディネートの主役は、先日、東京の丸屋さんで購入した糸春雨の台に縞柄福林(額仕立て)の鼻緒をすげた下駄です。

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三味舟形の下駄、安定感があってすごーく履きやすく、履いた瞬間とりこになりました。もう一足欲しいぐらい!

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足元の赤、めちゃくちゃ可愛くないですか?

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この下駄に合わせて、コーデを組み立てていきました。お江戸風に寄せたくて着物は細い縞の縮緬の小紋。遠くから見たら男性が着る丹前とかドテラに見える渋い着物ですが、それで良し。

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帯は八扇さんで購入した白の間道の八寸帯です。
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半衿は赤い実(南天か千両か万両か)が描かれた注染手拭いをかけました。帯締めも海老茶の冠組です。

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三か月半ぶりの着付けでした。もともと五十肩で右肩が痛かった上に、右鎖骨を骨折してしまったので、もう帯は前結びに変えようと思っていましたが。

なんと鎖骨骨折して三か月間右肩を安静にしていたのが良かったのか、五十肩の痛みがかなり軽くなっていました。しばらく後ろ結びで頑張りながら、前結びもできるように練習したいと思います。

2024年もいろいろありましたが、自分の人生に着物があって幸いでした。今年もお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。皆さま良いお年をお迎えください。

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2024年の着画を五月雨式に

9月中旬に鎖骨骨折して以降、着物を着ておりませんので、今年は全然着物を着てない印象が自分でもあります。いったいどのぐらい着ることができたのか、1月から9月までの着画を五月雨(さみだれ)式にアップしてみます。

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写真満載で、おかんさんのブログみたいでしたね♡  来年こそ身体に気をつけて、もっと着物を楽しみたいです。

デハデハ😉

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後ろ幅と裄の関係〜寸法に強くなる!

前回の弊ブログ「下半身痩せに失敗して身幅出し」を受けて、「更衣のきもの12ヶ月」の更衣さんがご親切に補足記事を書いてくださいました!更衣さん、ありがとうございます。

とてもわかりやすく、理にかなっていて納得!たいへん勉強になります。ぜひご覧ください!

着物沼にもいろいろあると思いますが、更衣さんが「寸法沼」の住人でいらっしゃることは間違いないでしょう。お師匠さんゆずり、とにかく着物の寸法についてのポリシー、こだわり、愛が半端なく、「裄と身丈だけ合ってたらオッケーオッケー🤭」のざっくり型の私とは雲泥の差です。

お着物の寸法バッチリ、後ろ姿も隙が無く、お美しい更衣さんなのです♡

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以前、更衣さんが「長襦袢と着物とコートの袖幅が寸分違わず三枚ピタッと揃ってないといややねん」的なことをブログに書いてらっしゃって(はああ〜すごい)と感心したことがあります。私はそこまで考察したことなく、長襦袢が振りから飛び出してても、あんまり気にしないというか、、、、それじゃアカンね(笑)

来年は私も「寸法沼」に足を踏み入れて、寸法に強い人になれるよう頑張ろう!

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下半身痩せに挫折して身幅出し💦

以前「身幅を出すより下半身痩せを目指したい」という記事を書きました。40代でまだ痩せていた頃の寸法のまんまで、15年経った今も着物をお仕立てしていた私。ある日の和裁教室で私のサイズがおかしいと大騒ぎになりました(苦笑)

先生が「貴女が後ろ幅7寸7分はありえない!」とおっしゃり、おかんさんに至っては「Jガールさんの後ろ幅は8寸2分やで!」と目測でズバリ!「持ってる着物全部、身幅を出したほうがいいですよ〜」とお二人が言ってくださったけれど「いいえ。私はこれからカーブスに通って下半身痩せを頑張ります!身幅出しはしません」と粘っておりました。

しかしながらその後、鎖骨骨折してカーブス通いがストップ、せっかくの下半身痩せ計画が頓挫してしまいました💦

そんなときに仲良しブロガー更衣さんの着物のお師匠さんのアトリエに伺って、お目にかかる機会がありました。その時、お師匠さんがメジャーで私のサイズを採寸してくださって「後ろ幅8寸2分ね!」とおっしゃったのです。横にいた更衣さんが「おかんさん凄い。パッと見ただけでJガールさんのサイズ当てはった」とクスッとしておられました。お師匠さんからも、更衣さんからも「もうJガールさん、ダイエットなんて無理しないで身幅出ししたほうが良いですよ。大切なお気に入りだけでも」と説得され、かたくなだった私も降参して「わかりました」と答えました。やはり身幅が合ってる着物はストレスが無いですもんね💦

また先日、岩手のファーストサマーウイカこと馬うーまさんが「お尻くっきりになる着物」のことをお書きになっていました。わかるわかる、私もお尻のシルエットを拾ってしまう着物、何枚かあるんですよね。

コメント欄でトキ孫さんが「それは後ろ幅が狭いのが原因」とお答えになっていて「なるほど!」と膝を打ちました。確かにそうだと思いました。そして同じ後ろ幅が狭い着物でも、お尻のシルエットが目立ちやすい生地と目立ちにくい生地がありますよね。


私の手持ちでいえば、江戸小紋がお尻のシルエット拾ってしまう要注意着物なんです。

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あと無地感、ツルツルの大島紬もお尻丸わかりになりやすいです。(写真用に思いっきりお尻引き締めております)

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いずれも私の場合は後ろ幅を狭く仕立ててきたので、よけいに目立ちますね。ということで、お尻のシルエットが目立ちやすい江戸小紋や大島紬の後ろ幅(&前幅)のお直しを、来年は私の和裁の先生にお願いしようと思っています。(私が自分で出来るようになるまでは 汗)

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きもの文化検定1級に合格できた方法②

先に1級に合格された先輩から、過去問を完璧に仕上げることが合格の極意だと教えていただきました。すでにその時点で2011年版、2013年版、2015年版、2017年版、2019年版の奇数年発行の過去問題集を持っていた私。当時の過去問題集は1冊につき2年分の問題が掲載されていた(たとえば2011年版なら2009年と2010年の出題と解答+練習問題が載っていた)ので、毎年購入しなくても、偶数年か奇数年のどちらかを揃えたら、2009年以降の過去問をコンプリートできるようになっていたのです。なので私は奇数年の過去問題集を検定事務局から購入していました。

持っている奇数年の過去問題集と2020年以降は毎年購入していたので、もちろん過去問を早い時期から重点的にコツコツと解いていきました。一番頭を悩ませたのは論述問題でしたが、配点が大きいので、文章が多少まずくても単語の羅列で良いので白紙にしないことを目標に覚えていきました。

ということでここからは、昨年まで準1級止まりだった私が、なぜ今年は1級に届いたのか、違いを書きたいと思います。

私が今年1級に届いた理由 その1

私が持っていなかった偶数年の過去問題集(2010年版、2012年版、2014年版、2016年版、2018年版)を持っている方にお借りしてみたら、初めて見る練習問題、模擬問題が載っていて、今までずいぶん取りこぼしてきたことを知り、ショックを受けました。やはり奇数年だけでなく、偶数年も最初から頑張って揃えておくべきだったと後悔しました。

(しかしながら当時すでに古い過去問題集は絶版で事務局に在庫が無く、オークションやフリマアプリで高額で売買されている状況で、欲しくても贅沢で買えなかったです。現在も、きもの文化検定の過去問を入手したくても出来ない状況が続いていて残念に思います。これから受検する方のためになんとか再販できないのでしょうか)

今年ようやく、すべての過去問を揃えて仕上げが出来たことが、合格につながった最大の理由だと私は思っています。今年の試験は古い過去問からもしっかり出題されていました。

(でも私の友達は、過去問いっさい無しで2冊の教本だけ熟読して2級にストレートに合格されてました。そして1級も数冊の過去問を解いただけで1回で合格されてました。検定以前に、普段から染織の現場や展覧会に足を運び、時間と労力とお金を使って学んでおられていたので、教養レベルが私とは違いました。過去問に頼らなくても合格できる方も稀にいらっしゃいます)

私が今年1級に届いた理由 その2

毎年夏に「1級試験合格対策セミナー」が京都と東京と配信で有料で開催されます。今年は「きものの素材」「小紋・型染・友禅」「和裁」「小袖の歴史」と4人の先生がみっちりと授業をしてくださいました。

私はセミナーは最初の頃は京都まで出掛けて教室で受けていましたが、長丁場で自分には集中力が持たないことが判って、今は配信で受けています。配信だと自分の体調が良いタイミングで聴けますし、何度も繰り返して視聴できますから。

ところが昨年のセミナーは、4人の先生のうち2人しか配信受講しなかったのです。なぜなら前年も同じ先生のセミナーを受講していたし、レジュメも持っていたから、レジュメだけで勉強したら良いかな、と自己判断したのです。節約の気持ちもあったかもしれません。

先輩にそのことを言うと「なぜ全部受けないの? 毎年レジュメが同じでも、講義内容が微妙に違うわよ。せっかく対策セミナーで学びのポイントを教えてくれるのに、受けないなんてもったいない! 貴女、本当に1級とりたいの?」と、あきれられてしまいました。

なので反省して、今年は4人の先生のセミナーをすべて配信で購入しました。幸か不幸か、ちょうど私が転倒して鎖骨骨折して、仕事やすべての予定が飛んでしまい、家にこもりっきりの時期に配信してもらったおかげで、今年は4人の先生のセミナーをすべて5回繰り返して視聴しました。しかも5回とも「ながら聴き」ではなく、再生速度を早送りにして集中して聴くことができました。時間だけはありましたから。

すると不思議なことが起こりました。今までは1回聴いただけで理解した気になっておりましたが、2回3回、4回5回と繰り返して視聴するたびに新たな気付きが湧いてきて、今まで点と点でバラバラだった疑問が線となって繋がり、やがて面になって膝を打って納得、、、という具合に、格段に理解度がアップしたことを感じました。また4人の先生方はセミナーで「ここを出題します」とあからさまにはおっしゃりませんが、5回も繰り返して聴いていると(先生が出題したがっているのはここだ!)と判るようになりました。

去年と違って、今年はセミナーの内容をきっちり自分のものにできたことも、合格につながったと思います。

(ちなみに今年2月の合格祝賀会パーティーの前夜、京都でセミナーの先生方との懇親会があり、珍しく私は参加しました。そういった夜のお店での宴席は近ごろは苦手で敬遠してたし、参加費が私には贅沢でどうしようかと悩んだけど、結果的に懇親会に出て良かったと思います。今まで遠い存在だった講師の先生方とお話しすることにより、お人柄や熱意を知ることが出来て、後に配信でセミナー受講したときに身近に感じて、講義内容がするすると入ってきました。合格につながったと思います)

私が今年1級に届いた理由 その3

これはもう、検定1ヶ月半前に骨折してしまったことにより、仕事が休業になり、習い事もプライベートの用事もすべてキャンセルになったことによって、勉強に集中するしか無い状況に追い込まれたからですね。例年の私なら、集中力がすぐに切れて1時間も勉強時間が持続しませんでしたが、今年は、この怠け者の私が、午前、午後、夜と5、6時間は勉強してましたから。これは神さまのご計画だったのかなぁ〜と、今も信じられない気持ちです。

現在はもう仕事復帰して、スケジュールも通常に戻っているので、来年はまた早めに準備を始めようと思っています。

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