2020年02月

最近の着付の悩み

先日手に入れた濃いピンク色の九寸名古屋帯を、泥藍大島紬に締めてみました。

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母は「これで良い」と肯いておりましたが、紺の着物に赤(ピンク)の帯って反対色すぎてどうも私には落ち着かないのです。なので全体の色数を抑えるという防衛本能が発動してしまい、帯揚げは白、帯締めはピンクです。これ以上、色数を増やして着こなせるセンスが私にはありません。

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えっと、ちょっと実験で髪のスタイリングも変えてオールバックにしてみました。宝塚歌劇やOSKの男役さんみたいになれるかな(あつかましい)と思いきや、怒るでしかしの横山やすしさんみたいになってしまった(笑)

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最近はどういうわけか右袖だけ、袖口から長襦袢が飛び出してくるのが不可解なのです。今日も気をつけながら着付したにもかかわらず、右袖口から長襦袢がコンニチハしてました。

ネットで検索してみると、私と同様、右袖口から長襦袢が飛び出してくるというお悩みの持ち主が何人かいらっしゃいました。いずれも原因不明で解決策まで載ってませんでした。いったいどうなってるんでしょうねぇ、怒るでしかし。


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暖色の帯を投入

先日、きもの文化検定のパーティーに参列してまいりましたが、自分の姿が写った写真を見て心底ガッカリしております。着付、髪、メイク、写り方に至るまで課題が山積みだと痛感した次第です。

きもの文化検定は知識の習得だけにあらずでした。全国の着巧者が一堂に会する場に参加することによって、自分が井の中の蛙大海を知らずで「魅力的に装うこと」について、まったくの独りよがりだったことに気付いてしまいました。ヒーッ(泣)

逆に言うと、まだまだ伸びしろ(成長余地)があるということですよね?ええ、そうですとも、そういうことにしておきましょう(笑)この齢になっても(来年還暦)伸びしろがあるなんて幸せだ。着物を好きになってつくづく良かったですわ。

ところでウチのばあや(母)が、何度も「帯が地味〜。もっと赤い(暖色)帯を締めなきゃ」と言ってくるので、(ふん、昭和40年代じゃあるまいし)とスルーしていたのですが。

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そういえば手持ちに赤い(暖色)帯があまり無いなぁ〜と思いまして、リサイクルで三本買ってみましたよ。

左から、オレンジ系の名物裂有栖川(九寸)、ピンク系ふくれ織の正倉院文様(九寸)、赤い竹文様の袋帯です。

暖色の帯を投入して、新たなコーディネートの扉が開けばいいなぁ。


第14回きもの文化検定パーティーへ

今日はホテルオークラ京都で開催された第14回きもの文化検定合格者表彰式・記念パーティーに行ってまいりました。初めて参加しましたが、もう〜たいへんな刺激と感動を受けて、帰ってまいりました。興奮さめやらぬまま、撮らせていただいた順番にお写真を掲載致します。

なんとまぁ贅沢なことに「きものカンタービレ♪」の朝香沙都子さんと、前回首席で一級に合格された「ローズ庵へようこそ♪」のmidoriさんとお写真を撮っていただきました。お二人のスターに囲んでいただいて、ありがたき幸せでした。

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中央にいらっしゃるのは関東からお越しの今年一級に合格された方です。控えのお部屋で隣同士になり、一級合格への道のりを登山に喩えて的確にわかりやすくお話してくださいました。とても頭のいい美しい方です。

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昨年、受検会場でもお目にかかったお優しい素敵な方と。お互い三級に合格できて、再会を喜び合いました。辻が花の訪問着にパールの半衿、上品でゴージャス、かっこよく着こなされてました。勉強になるわ〜♪

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そして気の利いた冴えた文章で大ファンの「ひいばあ好み、私好み」の更衣さんと。ヘアスタイルもメイクもお着物もバッチリ、エレガントにキメてらっしゃいました。

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お写真は撮れませんでしたが、同じテーブルに同席してくださった方々が、本当に素晴らしい方ばかりで有意義で楽しいお話をたくさんうかがって感無量です。けっしてライバルではない、同志なのだ、と確信しました。

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今回、200人(訂正→350人だそうです)ぐらいの方が集まりましたが、ほとんどが私のように一人で参加しているのではないかと思われました。皆さん、おひとりおひとりが群れない孤高の人ばかり。

自分が大きな勘違いをしていたことに気付きました。私の頭の中で「きもの文化検定組」という巨大派閥のような存在を勝手に創り上げていたように思います。そんな派閥の中で、アウトローの自分がどうふるまえばいいか、なんとなくこわく昨日までは戸惑いもありました。

でも安心してください、そんな派閥はございません。みなさん一人でした(笑)勉強の孤独と闘いながら、自分自身を奮い立たせながら、一つの目標に向かって修練を積んでいる個人の集合体だと思ったのでした。だからこそ、初めてお会いした方とも多くを語らなくても通じ合えるのですね。心がふるえるほど楽しいです。

今年の第15回きもの文化検定は6月と11月に実施されるそうです。もしも飛び込むのに迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ一緒にがんばりませんか⁈




明日のコーデ組み

足が痛かったり、アクシデントがあったりと山あり谷ありの一週間でしたが、今週の仕事が無事に終わりました。明日は第14回きもの文化検定合格者表彰式ならびに記念パーティーが京都で開催されます。私は初めて参加するのでドキドキしています。全国からお着物姿の方が何百人も集まる場に同席させていただけるなんて、嬉しくて嬉しくて。

普段お出かけすることが少ない私にとって、お着物好きの方のコーデを拝見するのも楽しみ、きもの文化検定の勉強法をおうかがいするのも楽しみで、自分のコーデはどうでもいいぐらいですが(笑)

いちおう組んでみました。

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明日の京都の天気予報は晴れのち曇り。気温も高めなので、春らしいパステルカラーの着物にしようかなと迷いました。

でも昨年から(きもの文化検定のパーティーにはこの着物!)となんとなく考えていた春秋の花の総柄小紋にしようと思います。ただしコーデの主役は「白」としたい。ちいさな御所車が織り出された白の袋帯、帯揚げも白、帯締めも白、半衿と足袋も白、道行も白。白が際立つコーデになれば幸いだけど、うまくいくかどうか(笑)

パーティー会場でこの格好した大きな女のお太鼓がゆがんでいたら、遠慮なく直してくださいませ!

金襴華文シャンパンゴールドは何処

一目で気に入ってポチリした大島紬の利休バッグが届きました。購入したショップさんはこちら→

いかにも私らしいですよね? 笑ってしまうぐらい私向き。破格なお値段につられて二つも買うてもうた(笑)

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先日、購入したアニエス・ベーのバッグと並べてみました。黒とグレーばっかゴロゴロ、ゴロゴロ。おもいっきり被ってるし!同じようなバッグばかりじゃないか!(笑)

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えっとですね・・・本当は初めての利休バッグを買うなら、礼装、凖礼装に持てる「金襴華文シャンパンゴールド」みたいなのにしようと心に決めていたのですよ。少々お高くても訪問着着てパーティーに持てるようなキラキラした利休バッグにしようと。ああ、それなのに。

なんでいつもこうなるの? かなり方向性間違えてしまいました。でも、気に入ってまーす(笑)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


昨年11月に右足の薬指が腫れて病院に行って、念のため血液検査を受けましたが異常なし。医師から「しもやけ」と診断を受け、塗り薬を処方されて、しばらく症状が収まっていたのですが。

ここ数日、また腫れがぶり返して、水ぶくれが破れてしまい、痛いのなんのって。立ち仕事だから本当につらくて。一番つらかった日が日曜で、切れた塗り薬をもらいに行きたくても病院がお休み。痛いのもさることながら、私がやたらと気にしていたのは傷痕が残らないかどうか。とりあえず今、流行りのモイストヒーリング(湿潤療法)の絆創膏を貼っておりました。

ところが深夜、痛みで目が覚めるほどズキズキして。眠れないのでボーッとしたままなぜか亡父の部屋に入ったら、あろうことか父が使っていた机の角で絆創膏を貼っている指をカーンと打ってしまいました(痛い痛い痛い、イタタタタ〜。どんくさいわ〜もう最悪や)あまりに痛くて涙が出ました。

そっと絆創膏をはがすと血だらけ。どうしよう、傷痕が治らなかったら。明日、仕事行けるかな〜、ほんまに私のバカ!でもその瞬間、やっと気がついたのです。傷痕のことばかり気にしていたけど、指全体が腫れているということは皮膚が炎症を起こしているのでは⁈まずは炎症から治さないとだめなんじゃない⁈

急いで、ネットで皮膚の炎症と痛みを抑える塗り薬を検索してみました。(これだ!)と思える薬の名前が判り、もしかしたら父が持っていたかもしれないと思い、再び父の部屋に行って薬箱を開けてみたら、なんとその塗り薬が入っていたのです!幸い使用期限も過ぎてなかったので、祈るような気持ちで塗り、自分のベッドに戻りました。

翌朝、患部を見ると、嘘みたいに腫れがひいて痛みが消えていました。無論、まだ完全に治ったわけではないのですが、腫れと痛みがなくなり、日に日に快復してきて仕事にも支障がなくなりました。痛みがないって本当にありがたい!

生前父は、私が体調を崩すたびに症状を聞いて「この薬が効くぞ」と自分の薬箱から薬を選んで、手渡してくれたのです。父は薬に詳しく、たいていの軽い病なら、父の薬箱から出てくる薬で治ったのです。今回、痛くて一番つらかったとき、(こんなとき父が生きてたらなぁ)と思い出していました。きっと父は、娘の足を自分の机の角にぶつけさせてまでして、「この薬を塗れ」と天国から教えてくれたのだと思います。


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