年末に難波に行った時、駅で目にした化粧品M•A•Cのポスターに釘付けになりました。
(えっと誰だっけ? こんなモデルさんいたっけ? もしかして宝塚の男役さん?)
西島クンだと判るまで、かなり時間がかかりました。女性用化粧品だから、てっきり女性が男装しているのかと思いましたよ。それにしても美形だよね。透明感たっぷりの美肌だから、グレーのグラデーションの装いが綺麗に映えます。
半衿もグレー、着物もグレー、羽織もグレー。江戸時代の奢侈禁止令下の四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)のように、一言でグレーといっても種類がたくさんあるけど、女性はさすがにグレー尽くしは難しい。こういったワントーンコーデは男性ならではのダンディズムですね。
昨秋、きもの文化検定を受検した時も、男性試験官がコーデを茶系でまとめてらして禁欲的でかっこよかった(笑)もしも自分が着物男子だったら、茶、鼠、紺を徹底的に極めてみたい気がします。