久しぶりの戦国時代劇、大河ドラマ「麒麟がくる」の初回を楽しく視聴しました。まず異色だなと感じたのが主人公がいきなり青年だったこと。大河ドラマのコアな視聴者は実は小学生で、彼らが感情移入できるよう子ども時代から描くのが脚本のセオリーだと聞きました。でもそれも昔の話なのかな。今の小学生は忙しいので、ゆっくりドラマを観る余裕がないのかもしれません。
さらに目をひいたのが一人一人の俳優さんがまとっている衣装の色彩のなんと華やかでビビッドなことよ。主演陣のみならず、エキストラの隅々の人まで色彩豊かなので驚きました。ここまで出来るなんて衣装担当は黒澤和子さんとか有名な人なんだろうなーと思っていたら、やっぱりそうでした。

黒澤さんは「戦国時代は日本の歴史の中でとても派手な色が使われた時代です。オスの孔雀がカラフルな羽を広げて自分をアピールするように、戦国の武将たちも原色など派手な色彩を好み自分たちをアピールしていました」とおっしゃっています。庶民の服装までカラフルなのは多少デフォルメが入ってるだろうけど、黒澤さんのことだから抜かりなく時代考証を押さえてらっしゃるはずで、私にとってきもの文化検定に向けての勉強にもなりそうです。
あと、この時代の衣装に私が興味津々な理由がもう一つ!本の歴史の中でもとても派
還暦に向けて留袖を仕立てたいと考えておりますもので、今から緊張している私にとっては(おひとりさまの留袖計画)留袖の裾模様が戦国絵巻なので、戦国時代の装いがすごく気になります。は〜、ドキドキ。