2017年11月

初めて欲しいと思えた帯留め

なぜか若い頃から宝石と貴金属に興味が持てなかったのです。今も昔もジュエリー、アクセサリーは身につけないし、欲しいと思ったことがない。時計は好きでしたけどね。

和装にかんしてもしかり。帯留め、根付、かんざし、髪飾りなどは身につけない派です。小物まで気を配ってらっしゃる方は本物のおしゃれさんだと羨ましく拝見してますが、自分が身につけたいとは思わず。

自分自身の嗜好に偏りがありまして、

石、金属 → 何とも思わない
布、紙 → めちゃくちゃ大好き

なんですね。

そんな私が、生まれて初めてこれは欲しい〜!と思った帯留めがあります。

ゑり正の水引帯留め(下の画像もゑり正さんのサイトからお借りしました)





水引の帯留め、かわいい!!!これは欲しいです。金具がついてないところもGOOD。軽くて平べったいところも好みです。

一度、京都のゑり正さんに羽織紐を見に行きたいと思っていたのですが、水引の帯留めも買いたいです!

というか、器用な方なら百均の水引で作ってしまえそうですね。あるいは細めの組紐でも作れそう。YouTubeに組み方も載ってますからね。

私は無理です。手作りは早々にあきらめます(泣)

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村

待ってました! たんす屋さんの大決算

たんす屋さんの大決算が12月に大阪で開催されるようです。

待ってました!行きたいです! 前回、伺ったときの印象が良かったので、12月もぜひお邪魔したいと思っています。



たんす屋 年に一度の大決算 エキサイティングバザール





私にとってありがたいのは、不要になった着物や帯を下取りしてくれること。他人様に貰っていただくのも、案外気を遣うものですのでね。下取り一点につき、500円の金券を頂けるって、本当に助かります。

下取りは一人五点までなので、金券が2500円でしょ。加えて、ウェブで1000円のクーポン券を申し込んだので、合計3500円分のお買い物が出来るんです。

ぜひ有意義に使いたいと思います。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村

品格ある木綿の着物

有吉佐和子「真砂屋(まなごや)お峰」を再読中です。前回、読み急いでしまい、主人公の心の動きが掴めてないと感じていたのと、物語の中でたくさん出てくる着物の描写を自分がどれだけ理解できるか、確認してみたかったので。

これでもかというほど、金に糸目をつけない贅を尽くした奢侈な着物が出てきます。着物が好きだった作者にとっても、贅沢な着物の描写はさぞ痛快でやりがいのある仕事だったことと想像します。もちろん着物好きの読者にはめちゃくちゃ楽しい。



しかしながら読めば読むほど、木綿の着物の清冽さが浮き上がってくるという不思議な気持ちになります。なぜか木綿の着物のほうが品格があり、上等のような気がしてしまいます。有吉佐和子がそこを狙っていたとしたら、巧妙としか言いようがない。

昨日、単衣にするには向き不向きがあることを書きましたが、いっそ単衣はすべて木綿にしようかな!なんて思ってしまいましたよ。

木綿の着物に、上級の匂いがプンプンするのは私だけ?

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村

単衣のほうがハードル高し

単衣の着物を一枚しか持ってないので、家にある反物を仕立てるときは、絶対に単衣にしようと考えていたのですが。

よこその大島紬。


産地不明の小紋。


よく考えてみたら、どちらも重量が軽い反物なので、単衣に仕立てたらペランペランになるのではなかろうか? なんとなく単衣向きじゃないような気がする。

袷より、単衣のほうが「簡単」なイメージがあるけど、実は単衣のほうが反物選びが難しいのでは?ということに最近ようやく気付きましたよ。落ち感があって、裾さばきが良くて、裏が見えてもサマになるもの。うーん、難易度高いわ〜。

お仕立てにしても、実は袷より単衣のほうが手間暇かかるんですよね? 敷居当てもつけたほうがいいみたいだし。

袷を減らして単衣にシフト

これからは単衣を増やそうと単純に考えていたけど、一筋縄ではいかぬようです。だから着物は面白いんだよな〜。簡単じゃないから好きだ。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村


伊達静の帯を締めてみました

先日購入した伊達静の爪掻本綴織帯で、着付の稽古をしました。



瑠璃色というんですか? 目が醒めるほど鮮烈な青です。他にも青い帯はいくつか持っていますが、どの青よりも青が深し。海の底をのぞいているような奥行があります。



無地のぼかしなのにすごい存在感。地味に沈みがちな利休茶の十日町紬を、一気に華やかに押し上げてくれました。



見るのも手にとるのも初めての爪掻綴で、今まで知らなかった感触に感心しました。トルソーの前に自分の胴にも巻いてみましたが、変幻自在で吸い付くような印象を受けました。生きてる感じ、呼吸してる感じ。

私は、帯周りにあせもが出来やすいのですが、おそらくこの帯なら出来ないような気が致します。



柔らかいのに張りがあり、締めやすく、かりに帯結びをしくじってもカタチになるので失敗が目立たないと思いました。



ある程度重みがあるのに、畳むと本当に薄く小さくなります。どこをどう畳んでも折り皺が付かないんです。扱いやすくコンパクトなのに高級感があり、旅行に持っていくと良いと思いました。いつか着物で旅するときが来たら、ぜひこの帯をトランクに入れたいです。



長襦袢は白地の鳥獣戯画。帯揚げはオフホワイトの丹後ちりめん、帯締めは海老茶の道明冠組。

自分的には満足なコーデ。着物でお出かけしたいと思いました。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村




記事検索
ランキングに参加してます♪
ギャラリー
  • ブログお休みします&着物しるべの会予定
  • おかんさんの納涼茶会は総合芸術の世界でした
  • おかんさんの納涼茶会は総合芸術の世界でした
  • おかんさんの納涼茶会は総合芸術の世界でした
  • おかんさんの納涼茶会は総合芸術の世界でした
  • おかんさんの納涼茶会は総合芸術の世界でした
  • 楽しすぎたリサイクル着物狩り その2
  • 楽しすぎたリサイクル着物狩り その2
  • 楽しすぎたリサイクル着物狩り その2