この週末は東京に行ってました。上京したらぜひとも訪ねてみたかった、みーさんおすすめの丸屋下駄店さんに行くことが叶いました!

北品川、旧東海道の品川宿の商店街にあります。羽田空港からアクセスが良く、行きやすかったです。年季の入った店構え、只者ではない雰囲気が漂います。

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店内には所狭しと鼻緒と台が並んでいます。

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日本各地の染織物が並んでいて壮観でした。この中から一本選ぶの迷う〜。緊張しました。

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私が欲しいのは時雨下駄です。あつみさんもこちらで黒捌きの芳町(よしちょう)の時雨下駄を誂えておられた記事を読んでおりましたので、私も倣せていただきました。

黒捌きの芳町の台に、直感で好きと思った遠州木綿の鼻緒を選んで、さっそくその場ですげていただきました。私は下駄でも足袋を履くので、足袋持参で足に合わせてもらいます。

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ものの5分で完成。足を入れてみると、吸い付くようにフィットして、めちゃくちゃ快適なんです。もちろん痛みなんて皆無。みーさんもお書きになってるように素晴らしい職人技だと惚れ惚れしました。

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丸屋さんは裏金をつけない主義だそうですが、私もあつみさんと同じように裏金をつけてもらいました。それと私も、二枚歯の裏に滑り止めのゴムを自分でつけようと思います。

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赤の前つぼ、淡いグレーの遠州木綿の鼻緒にしましたが、後に友達に見せたら「地味ね〜」と言われてしまった(笑)。でもあっさりして、まさに江戸の粋だと思うんだよね。先日つくった紗のちりよけ兼雨ゴートにも馴染むし。

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これからフルレングスでコートに仕立てたい反物にも違和感なし。ただ今回は馴染み系の色を選びましたが、まったく真逆の主張する色を足元に持ってきてもお洒落だと思います。

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爪革は鼻緒を見せたいのでオーソドックスな透明ビニールに。今回は晴雨兼用として鼻緒は木綿を選びましたが、あつみさんのようにエナメルにしたほうが時雨下駄としては安心ですね。

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お値段もリーズナブルなので、違うパターンで何足もつくりたくなります。あかんあかん、今度は下駄沼にはまりそう(笑)

お店を教えてくださった、みーさん、あつみさんに感謝します!記事もリンクさせていただきありがとうございました。