先日、自分のブログで「白髪は無敵。白髪に派手なし」と書きましたが、それは綺麗な総白髪の方の話でしょうね。黒と白のミックスで、まだまだ中途半端なまだら白髪の私には、もちろん無敵の域には及んでおりません。

で、私にとっての最大の敵、攻略が難しい着物はこれだ!と気付きました。



そう!ダークグレーの江戸小紋です。手持ちのどんな帯を合わせても、どんな小物を持ってきても、顔が沈んであかん。まるで法事、お通夜のよう。

髪に艶があって肌も元気だった40代は、まだグレーを着こなせていたと思うんです。ひそかに赤い長襦袢を身につけたりして、我ながら色気があったと思う。

しかし50代で、グレーヘアになった今は、全然だめ。髪もグレー、着物もグレー、地味顔も相まって完全同化しちゃって、老け度200パーセント!おばあさん度フルスロットル全開よ〜(笑)

朝香沙都子さんの着物カンタービレにも、「グレーほど難しい色はない」と木村孝先生がおっしゃっていたと書いておられました。リンクさせていただきます → 

本当にそう思います。グレーでも、もっと明るい色を選べばよかったと今さらながら後悔。が、あの時は気に入ってたのだから、しゃーないか。きっと濃いグレーなら「吉凶どちらも着られてトクや!」と浅知恵で考えたんでしょうね、私のことだから。

まぁ、逆にもっと年齢を重ねて、それこそ総白髪になれば、また似合う日が来るかもしれません。法事の機会も増えるしね。ちなみにこの江戸小紋は単衣に仕立て直す予定です。

でも何とか、今の自分でも華やかに着こなせる方法がないかしらん。難しそうだけど、メイク、髪型含めて、攻略法を考えたいと思います。

しかし洋服のグレーは誰にでも合わせ易いはずなのに。洋服と着物は違うから面白いですね。

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