ある晴れた日の朝、駅の改札前で待ち合わせをなさっているお着物の方々を見ました。着物好きとしては近くに寄ってコーデをしっかり観察したいところですが、そういうわけにもいきませんので、遠目からチラリと拝見。


年の頃は60代後半から70代前半といったところでしょうか。その時点で5人ほど集まってらっしゃいました。快活な笑い声が響いていたので、きっと皆さんでこれから楽しいお出かけをなさるのでしょうね。


それより私が驚いたのは、5人が5人とも、茶色と灰色尽くしの渋すぎるコーディネートだったこと!まるで申し合わせたように全員、着物も帯も羽織もブラウン系とグレー系でまとめてらっしゃるのです。


なんとまぁ、昭和40年代のおばあさんみたいだ、と思いました。今どきのシニア世代は結構華やかに装う人も多いので、久しぶりにおばあさん然とした装いを見ました。しかも集団で。なんか昭和にタイムスリップしたみたいでかえって新鮮でした。


イメージとしては、磯野フネですね。磯野フネさんのようなビジュアルの方が5人集まっていると想像してみてください。





全身ブラウン系とグレー系の渋いコーディネート、おそらくお一人お一人、それぞれが良質で素敵な逸品をお召しになっているに違いありません。


ああ、本当は駆け寄ってインタビューしてみたかったです。

「シックなお着物をお召しになって今日はどちらへ?」(法要とか?)

「どうして茶色と灰色の組み合わせなんですか? 明るい色には興味がございませんか?」

「なぜ皆さんお揃いのように、よく似たお色目なんですか?」


ううう、今でも気になってしょうがない。着物警察と思われても、やっぱり訊いとけばよかったかな。


ちなみに磯野フネさんは、私より年下だったのですね(笑)


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