着物のブランドにはまったくこだわらず。選ぶ基準は好きか嫌いかだけです。もちろん老舗のお品には憧れを抱いてますが、雲上すぎて手が届きませんのでね。分相応に着物を楽しんでおります。
そんなノンブランド派の私ですが、帯締めだけは譲れない。たとえ200円のリサイクル帯(どんな帯や)を締めてても、帯締めだけはこだわっています!!
道明の冠組じゃないとあかんねん、ワシは!道明の冠組、命!!!(笑)
だって帯締めってめちゃくちゃ大事。かさばる帯をたった一本の細い紐で支えるわけでしょ。帯締めが頼りないと、ドリフの家の如く(古い )帯がダダ崩れになってしまいますよね。まさに命綱だ!
帯結びが下手っぴぃな私には、道明の帯締めだけが頼りなんです。キュッと衣摺れの音がして、ビヨーンと伸びてくれて、シュッと締まって、バシッとキマる!
東京に行くたびに、自分のお土産として、池之端で冠組を一本ずつ買ってました。ちまちまと。
あとね、実はこんな本も持ってます。山岡一晴著「道明の組紐」(主婦の友社)。昭和50年初版の貴重な組紐のテキストです。
組紐もなさってる着付けの先生が何気なく下さったのですが、この古書がamazonでどれだけ高額になってるか、その先生はご存知なかったのだと思う。もちろんいただいた当時は、私もそんな高額だと思ってなくて喜んで頂戴したのですが。
本当に申し訳ないと思っています。私が持っていても宝の持ち腐れですよね。でも道明の帯締め「命」だから離したくない・・・。
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