悉皆 繰り回し

京都の悉皆・文字商店さんへ

京都の悉皆・文字商店さんに、人気ブロガーおかんさんとご一緒させていただき楽しい時間を過ごしてまいりました。

悉皆(しっかい)とは「ことごとく、みな」という意味で、着物に関することなら何でも取り扱う業のこと。豊富な人脈と知識と経験を駆使して、職人さんとお客さんをつなぐ総合プロデューサーですね。「しっかい、やっかい」という言い回しがあるように、面倒で厄介な相談事を聞いてくださる神様のような存在。

特に今回は、おかんさんと私という、好みがハッキリした口うるさい二人が揃ってやってきたので、可笑しかったでしょうね(笑)ありがとうございました。

まずは、おかんさんの本場大島紬の洗い張り、お仕立て直しの打ち合わせから。文字さんが見ている台帳には、過去におかんさんがお仕立てしたサイズが記録されています。繰越を一寸にするか八分にするか、相談中です。

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そして私の番。昨年、お願いしていた宮古上布のお仕立て替え2枚が上がってきたので、受け取りました。

リサイクルで購入した身丈の短い宮古上布を、一級和裁士さんの技術で、表から見えない場所に別布を継いでいただきました。

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もう1枚のほうも。元は身丈が150センチ台しかなかったのに、身長167センチの私が余裕で着られる長さになるなんて夢みたい。ミラクルです!

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そして文字商店さんで委託販売されていた男性用の本麻の長襦袢を、洗って女性用長襦袢に仕立て直していただきました。熨斗目で絞りでグレーで、いかにも私好みです。宮古上布用の長襦袢にします。

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あとは夏帯の染み抜きと。(昨年、汗で着物の青い染料が白い帯に滲んで酷いことになってしまいましたが、本当に綺麗になりました。自分で染みを処置せずに、そのまますぐに送ったのが良かったと思います)

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その後は白い着物のお仕立ての打ち合わせをしました。初めて文字商店さんで新品の胴裏一疋とパレス八掛を購入しました。(今までは手持ちの着物からはがした胴裏や八掛を有効利用してもらってました。サスティナブルです)

さて、ひととおり悉皆の打ち合わせが終わったあとも、着物談義は尽きません。文字商店さんがお客さんからお預かりしている逸品のお着物を、許可を得た上でご好意で見せてくださいました。

本場結城紬に、割り込み式の本場大島紬。読谷山花織に喜如嘉の芭蕉布。はあああ、眼福です。素晴らしいお品を拝見できて幸せです。

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その後は想定外の展開が。なんとおかんさん、一目惚れの藤色の紋紗の反物をお買い上げ!「あーん、やっぱり買うわー!」と泣き笑いで叫んでらっしゃいます(笑)道中着や羽織ではなく、長着にお仕立てされます。素敵。

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そして西陣織のネクタイ地でお仕立てされたシックな九寸名古屋帯も、瞬殺でお買い物されてました。おかんさんの潔い買いっぷりに惚れ惚れ。お人が着物を購入する場面を見るの楽しくて大好き(笑)

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やっぱり着物って楽しいです。早くコロナ禍が収束して、みんなでお出かけしたいものです。

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この日の打ち合わせの様子は動画撮影しました。近々、編集して文字商店さんのYouTubeで公開なさるそうなので、悉皆に興味ある方の参考になればいいなと思います。

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サスティナブルな長襦袢

今日も気温が高い。もはや夏用の長襦袢の季節ですね。私は夏の長襦袢は本麻2枚(白と墨色)と、今年あと1枚グレーの本麻の長襦袢が増える予定です。(文字商店さんで男性用グレーを女性用に仕立て直し済み)

夏用はすべて麻ばかりで、絽などのやわらかものを着る時に合う長襦袢が無いので、自分でカスタマイズして作ったのがコレです。↓↓↓

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ネット通販で購入した既製品のうそつき長襦袢は裾さばきが良くなくて、着丈も私には短かすぎるので、解体しました。そして手持ちの材料を寄せ集めて、自分好みの長襦袢に再構築しました。

◯上半身は通販の長襦袢から(木綿)
◯下半身には10年使った裾よけを(ベンベルグ)
◯替え袖は古着物からはがした八掛で製作。肩のマジックテープで装着(正絹)

材料寄せ集めの素人の手縫いで、見栄えイマイチですが、サイズも着心地も抜群で快適なんですよ。まさに流行りのサスティナブル(持続可能な)ファッションだわと自画自讃しています(笑)

夏のやわらかもの用に、正絹絽の長襦袢反物があるからいつか仕立てたいと思っているのですが、遊びで絽の着物を着るだけならこのサスティナブル長襦袢でもいけそうだと思っています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

大阪は緊急事態宣言が今月いっぱいまで延長されて、ステイホームの日々が続きます。

精神的につらくなった時は、最近はよく家の近くの海を眺めに行っております。コロナ前は近所の海なんて海扱いして無かったのに、今やワイキキビーチ扱いです(笑)

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海風、潮風にあたっているだけで、やさぐれている気持ちがほぐれてスーッとします。

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買い物や用事で運転するときも、クルマの窓を全開して五月の薫る風を頬に受けて楽しんでいます。閉塞的な日々が続きますが、クルマのおかげで発散できて、ずいぶん助けられています。

先日、ラジオで山本潤子さんの「海を見ていた午後」が流れていました。やっぱり海はいいなぁ〜。



皆さまのご近所にも、今まで気付かなかった密にならない癒しスポットがおありのはず。大切になさってください。

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流行の白い着物にチャレンジ

期せずしてあと一枚お仕立てできる予算が出来ましたので、文字商店さんに委託販売をお願いしていた斉藤三才のホワイトグレーの色無地反物を、私用にお仕立てしていただくことになりました。自分で撒いた種を自分で刈り取りとるという次第。

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以前から私は白い着物に憧れていたのでこちらの反物を買ったものの、着こなす勇気が無くて。でも月刊アレコレの編集長さんによると、今年は白が流行しているそうで、白生地をわざわざ白に染めてお召しになっているのが、すごくかっこいいなぁと思いましてね。
以下の斉藤三才さんの反物も白生地ではなく、ほのかにグレーがかった白に染めてあります。なのでこの色で仕立てていただきたいと思っています。

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憧れのホワイトグレーの着物、果たして私が着こなせるかどうか不明ですが、撃沈覚悟でチャレンジしてみます!

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宮古上布のお仕立て始まる

昨年、古布の店で手に入れた宮古上布2枚を京都の文字商店さんにお預けしています。「夏が近付いてきたので、そろそろお仕立てに入ります」と文字さんからご連絡をいただきまして、居敷当ての有無、寸法の確認など、最終の打ち合わせをしました。

うわぁ〜ワクワクしてきました!体調イマイチでどんよりしている毎日に、一筋の光が差すようなグッドニュースでした。宮古上布にかんする経緯は以下に記しております。

①古布の店で宮古上布を手に入れた話
②宮古上布の足し布をシンエイさんで調達した話
③宮古上布の仕立て直しを文字商店さんにお願いした話それでですねー、宮古上布の仕立て直しで実は気になっていたのが費用の面でした。通常のお仕立てではなく、下前の衽と掛襟を、帯下に移植して身丈を伸ばす大手術ですし、テクニックが必要なので一級和裁士さんが縫ってくださるとのこと。

それはめちゃくちゃ嬉しくありがたいのですけど、その半面、京都の名門悉皆さん経由で京都の一級和裁士さんに特殊な仕立てをお願いするって、どんだけ費用がかかるんだろう😂と、内心ドキドキしていました。(イメージ的に京都は高いと思い込んでる大阪人ですので 笑)

はっきり言って通常の2倍は下らないと予想していたので、文字さんから頂いたお見積もりを見て驚きました。なんて良心的なんでしょう!京都は高いと勝手に決めつけてすみませんでした🙇‍♀️

思いがけず、お仕立て代が捻出できたので、他に一枚仕立てていただくことになりました。(つづく)

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続・雨ゴートほど費用対効果が高いものはない

春本番ですね。日本列島の気温が高くなるこれからの半年間=実は「雨季」だと思っているので、雨が降って当たり前と認識したほうが良いのではないかしらん。でないと晴れた日にしか着物を着られなくなり、おもしろくないよ!

それで2年前、ネットでポリエステル紗の反物を購入して、京都の文字商店さんでフルレングスの雨ゴート兼ちりよけに仕立てていただきました。

昨年夏、東京国立博物館きもの展に行ったときに着用。雨なら雨ゴート、晴れてもちりよけになるので、旅先でも重宝しました。

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フルレングスを仕立てるときに一番大事なのは身丈!長くても短くても困ります。もう文字さんとこで草履を履いてジャストサイズになるよう、何度も何度も確認して測っていただいたおかげで、身丈バッチリ!かっこいいコートになったと思います。

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雨ゴートの反物ではなく、透け感あるポリエステル紗の着尺反物を選びました。昔の雨ゴートはどっしり重いですけど、こちらの生地はめちゃくちゃ軽いです。仕立てても風呂敷ぐらいの軽さなので、バッグの中に入れて持ち歩くのも苦になりません。

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正絹は素敵だけど、やはりポリだと雨に強いし洗濯機で洗えるので、気を遣わず思いっきり着用できます。私は道行衿のミシン縫いでお願いしましたが、もちろん道中着衿も、手縫いも出来ます。

でね、私は思うんです。着物のときのアウターって、道行、道中着、羽織といろいろありますけど、個人的に一番かっこいいのはフルレングスのコートだと思っています。だってフルレングスのコート着てる人、一気に「只者では無い感」漂いますよね。(私は只者ですが 笑)

つまりフルレングスのコートは、費用対効果が抜群に高いと思うのです。たとえポリ紗の一万円の反物でも、フルレングスのコートに仕立てたらお高く見えてしまいます。もちろん使い勝手がいいという観点からもコスパが良いです。

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ポリ紗は長着だと夏限定素材だけど、コートにした途端、着用期間が前後に大幅に延びますよね。私はポリ紗のフルレングスコートをマイサイズで作って正解だったと心から満足しています。次はパステルカラーの反物でも作りたいな。おとなの女性にぜひおすすめしたいです!

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