今日、2月10日は「太物の日」だそうです。太物とは木綿、麻、ウールのこと。ということで手持ちの木綿着物の写真を載せます。

鳥取の弓浜絣。宝尽くしの絵絣で袷仕立てです。表地は木綿ですが、八掛と胴裏は正絹なんです。

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新潟の片貝木綿。大きなブロックチェックの単衣です。カジュアル着物ですが、すべてのチェックの柄合わせがつながっていて絵羽になっているので、端正な印象です。

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実は他にも未仕立ての木綿反物を数本持ってましたが、すごく気に入っていたにもかかわらず、手放しました。その理由は、

木綿着物沼にハマるのが怖いから

そう! はっきり言って私は木綿着物にめちゃくちゃ憧れてるんです。私が思う木綿着物を着ている人のイメージは「知性が高い」「きちんと清潔に暮らしている」「お金を大切にする」なんですよね。筋の通った凛とした暮らし、憧れるわぁ♡

しかしながら凛とした暮らしとは程遠い私の場合、たんなるミーハーな気持ちで木綿着物をコレクションしてしまいそう。木綿着物沼にズブズブと入ってしまうと、高価な襤褸(らんる、ぼろ)まで欲しくなるのが目に見えてますのでね。それこそ財布の中身がボロボロになりますよ。

という理由で私にかんしては、木綿着物は2枚で打ち止めなのです。(浴衣は別よ 笑)

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木綿着物といえば、大阪府泉佐野市の芝蘭堂さんでも木綿着物展が開催されますよ。私ももちろん行きます!


第7回 -Salon de 喜 -kiki-  雛室礼と樋口コレクション〜木綿着物〜

【開催日】2023年2月18日(土)〜3月5日(日) 休館日はありません
    
【開館時間】11時〜16時(最終日は15時まで)                         
【場所】 芝蘭堂
     大阪府泉佐野市本町4-7
    (南海本線泉佐野駅から徒歩5分)
   

【入場料】1,000円。予約不要です。当日受付にてお支払いください。(会期が長くボランティアさんに受付をお願いしているため、釣り銭の用意がありません。よろしくお願いします)

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雛室礼の展示に加えて、ギネス認定8,000枚の着物を蒐集されている着物コレクター樋口冨喜子氏の樋口コレクションから、選りすぐりの木綿着物も公開されます。


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また同時開催イベントとして、芝蘭堂さんから徒歩1分の泉佐野ふるさと町屋館にて「泉州ひなまつり」も行われるので、こちらも併せて楽しめますよ。ぜひお着物でお出かけください!

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