『婦人公論』最新号のカバーの由紀さおりさんが素敵すぎて表紙買いしそうです。記事の内容、インタビューもすべて興味深く読みたいものばかりですわね。

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さて明後日は立春。暦の上では春到来ですが、気象暦ではまごうことなき冬真っ只中。まだまだ冷える日々は続きます。着物でお出かけする時にはアウターが必要です。

和装のアウターといえば、道行コート、道中着、羽織がありますが、皆さまはどれがお好きでしょうか。私の好みは「羽織」「道行コート」「道中着」の順です。それもダントツ羽織が好きです。

アウター無しで帯付き姿で外を歩くのは、身体のラインや着付けの巧拙がさらけ出て「丸腰」な感じがあまり好きではないのです。自信がないからかな。

その点、羽織着用ならのびのびとふるまえます。室内でも脱がなくていいし、帯も完全に隠れないから前帯のコーディネートも楽しめますしね。

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ちなみにどこかで「帯付きでは格が低くなるから、移動の時はアウターを羽織りましょう」と書いてあるのを読んだことがありますが、それは逆だと思います。帯付きは格が高いのです。「帯付きでは格が高くなりすぎるから、移動の時はアウターを羽織って格下げしましょう」というのが本意だそうです。

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まぁ格はともかく、私は羽織が好きだなぁ。春も夏も秋も冬も一年中羽織をお召しになっている方を見て、いつも憧れています。そういう方たちは、羽織もたくさんお持ちになってるんでしょうか。ひょっとして長着や帯の数より、羽織の数のほうが多いのかな? 着物10枚、帯20本、羽織30枚。これだけあれば効率よく、バリエーション豊かな装いができそうですね。

そういえば、あすかさんが「色留袖ほど便利なものはない」とお書きになっていて、なるほどなぁ!!と感心しました。「本来であれば羽織を着ないものですが、留袖系は裾にしか模様がないので、実は羽織とのコーデがとてもしやすいんですよね」と。うーん、さすが! 羽織ありきの色留袖、いいですね。私もやってみたかった!

あすかさんの記事です。

「羽織を着る人として生きる」なら、もっと羽織の数を増やしたいし、リユースで色留袖も買いたいところです。が、この期に及んで大きく舵を切って方向転換するには、相当エネルギーが要りそうですのでね、、、まずは手持ちの範囲で出来る、小さなことからコツコツと。


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