還暦着物好き日記

おかんさんのブログでもご紹介くださいましたように、芝蘭堂さんの着物しるべの会の有志が参加して、京都の老舗料亭の菊乃井本店にて開宴の新年会に行ってまいりました。

著名なご当主がいらっしゃる京都を代表する料亭で、もちろん私は初めてです。このような機会がないとなかなか伺えない敷居の高いお店ですが、そこはさすが一流店。慣れないお客の緊張感を一瞬で解きほぐしてくれる温かいおもてなし、ホスピタリティでした。



お食事をいただいたお部屋です。もう素晴らしい室礼で、そこかしこに美術品が置かれていて眼福の一言に尽きました。



お昼の懐石コースをいただきましたが、結構なボリュームでした。お出汁が最高で、すべてのお料理が冬らしくほっこりしていて、目でも楽しめて、豪華、美味でした。




着物好きの集まりですので、ひとりずつ前に出てご挨拶と本日の着物コーディネートを説明しました。私は淡いグレーの西陣お召しです。


お正月らしい帯は塩瀬九寸しか持ってないので、お正月らしくない袋帯になりました。西陣織の紹巴の袋帯です。中華柄ですね。



以下、会場でお写真ご一緒させていただいた方々です。ありがとうございました。







集合写真です。皆さま素敵な訪問着と帯で目の保養をさせていただきました。年齢を重ねるほどにますます着る人の魅力が増していく着物って、本当に素晴らしいなぁ〜と思いましたよ。



芝蘭堂オーナーの横河順子さんの帯をスマホで激写するおかんさん☺️　おかんさんの後ろ姿も素敵です。



本場結城紬の訪問着の横河オーナーと。「憧れの方と貴重なツーショットです」と、たからさん。



そしてFENDIのショールをお召しになっている横河オーナーを私が激写。コートもバッグもお草履もすべて素敵。本当に憧れます。オーナーのお人柄はもちろん、卓越したセンスを拝見したくて、皆さん芝蘭堂に集ってこられるのだと思います。私もその１人です。



新年会を終えて、清々しい気持ちで菊乃井さんを後にしました。佳き一日に感謝！



次は結城紬展ですね。予約不要でお着物を愛する方ならどなたでも参加できますので、ぜひお運びください。