着物しるべの会のsalon de 喜KIKI のオーナー様に、芭蕉布の着物に合わせて選んでいただいたのが、下のざっくりした手織りの夏帯です。

先日、芭蕉布にこちらの帯を締めて、着物しるべの会に行きましたら、オーナー様から「帯芯の色を替えて、より芭蕉布に合うようになったわね」と褒めていただき嬉しかったです。

「でもあなた、これは今年合わせるためにとりあえずで選んだけれど、せっかくの芭蕉布だから次は北村(武資)先生の羅の帯を買えるよう、あなた頑張ってちょうだい」と激励を賜りました。はあああ、相当頑張らないと(笑)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

というわけで自分の手持ちの夏帯についてです。夏帯として有名なのが「絽」「紗」「羅」の3種類の捩り織ですけど、ではもう少し夏帯の名称を詳しく分類するとどうなるか? 下のサイト様がわかりやすく説明してくださっているので、リンクさせていただきます。



上記のサイトより、手持ちの夏帯の名称を特定してみました。まずは絽から。左「絽綴れ」、中央「絽塩瀬」、右「絽」のようです。
FullSizeRender

4枚ともざっくりした「羅」の帯だと思い込んでおりましたが違いました。すべて「粗紗」(あらしゃ)でした。

訂正→ 左の御納戸色の帯は羅です。

FullSizeRender

下は本麻の帯です。織り方はいろいろ(笑)
FullSizeRender

左は博多紗献上。右は博多八寸帯ですが、献上柄が横段になっているのが謎です。博多産ではないかもしれません。
FullSizeRender

この色違いの帯。私は「紗」だと思っていたのですが、すくい織みたいにも見えるし、よくわかりません。何の帯か私には特定できませんでした。
FullSizeRender

また、芭蕉布に合わせた下の帯も手織りだということはわかるのですが、こちらも何の帯か私にはわかりません。謎です。

FullSizeRender

私自身の不勉強ぶりが露呈してお恥ずかしいかぎりですが、夏帯は多種多様で素材や織がよくわからない帯も少なくなく、種類の特定が難しいと思いました。それだけにマニアックで面白い沼だと言えましょう。

上布や自然布、原始布など、絹以外の素材もあり、しかも絹より希少で高価なんて、夏帯って奥が深いですよね。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へにほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物(和服)へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 60代 自分らしさへ

還暦着物好き日記 - にほんブログ村