2020年9月に京都の悉皆の文字商店さんで着物の勉強会が行われました。

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この時にご一緒させていただいたお方から文字さんを通じてご連絡を賜りました。その方はご自宅に着物や染織にかんする蔵書がたくさんお有りだそうで、なんとそのような貴重な本を私に送ってくださるとのこと!なんたる僥倖!😭😭😭

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本日、拝受しました。右から、

『型絵染 芹沢銈介珠玉作品原色図録』(芹沢銈介 昭和42年 三一書房美術部)

『田村コレクション 若草頌 子どもの衣装』(吉岡幸雄 1993年 美術図書出版 紫紅社)

『琉球染織 手技の輝き』(1996年 日本放送出版協会)

『片野元彦作品集 絞と藍』(片野元彦 片野かほり 1999年 草土社)

『鳴海絞』(鳴海絞商工共同組合 昭和54年 中日出版社)

『本絹カスリ御召特集見本』(日本繊維振興会)

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限定数出版の貴重な蔵書揃いで、このような素晴らしい資料を私が持つのは、まさに豚に真珠でもったいないことだと思いました。

しかしながら、送ってくださった方の絶妙なセレクトにメロメロになってしまいました。たくさんの蔵書の中から私が好きそうな雰囲気の本を選んでくださったそうで、すべて私の(趣味)ストライクど真ん中!もう〜〜〜めちゃくちゃ好きな着物、染織品ばかりで、テンション上がって狂喜乱舞しました。一生の宝物です✨感謝します。

本当にありがとうございました😭😭😭

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さてクリスマスが終わって、年の瀬たけなわとなりました。今の時期、クリスマスとお正月の間に着物を着るなら何がいいかと考えてみました。

私ならやっぱり木綿かな。一年前の年末もブロックチェックの片貝木綿を着て、京都に行きました。

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年末で人々が忙しい時期だから、チャラチャラしてなくて働き者みたいな気になれる木綿着物、気分だわー。

きらびやかなクリスマスと、晴れがましいお正月のはざまの、箸休めみたいな装い=木綿着物だと思うのですよ。

できれば、藍染の絣のほっこりした木綿着物が欲しいところですが、木綿着物の世界も、背後に深い沼があることを考えると簡単に手を出せません。

手持ちの片貝木綿と遠州木綿までにしておこうと思っています。文字さんにお仕立てに出さなきゃ。

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着物沼、おそろしや。実はコレクター気質はあると自覚していますが、経済力がないのがブレーキになって沼に溺れることはありません。ホッとしている(笑)

自分が着て装うより、染織にかんする本や資料を読むほうが性に合っています。

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