知り合いに4億円貯金を持ってるおひとり様女性がいます。長年働いてキャリアを積んでお金を貯めただけでなく、自らも設計にかかわった都心のデザイナー住宅に住み、毎年ニューヨークとフランスとイタリアに行き、毎月習い事のために上京。お洋服もお着物もオートクチュールの誂え、お料理上手でワインにも詳しく、アートや古典芸能、文学にも造詣が深く、、、まさに絵に描いたようなセレブなお方なんです。もちろん性格は激しい(笑)

そのお方のご自宅に伺った時、電話の横に置いてあるメモ用紙も、書斎デスクの上に重ねてある仕事の覚え書き用紙も、すべてがチラシの裏、ファクスの裏、コピー用紙の裏紙を使ってらっしゃったので驚きました。お金持ちでいらっしゃるのに、、、。

ああ、そうか。逆に、メモ一枚でも裏紙を大切にしてきたから、一事が万事で、お金持ちになりはったんやね、と大いに納得したものでした。それ以来、私もあやかりたくて、読み終えたチラシやプリントを捨てずに裏紙をメモ用紙に二次使用しております。

きもの文化検定の勉強もわざわざ新しいノートを買いませんえ。チラシやプリントの裏を使ってまーす。

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しかしおかしいな。裏紙は使いきれないぐらいたくさん貯まってきたのに、肝心のお金が貯まらないんだけど🌀

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ところで前回のブログ記事「あいまいの極みのしゃれ袋帯」のアクセス数が異常に多くて、何事が起こったのか⁈    どなたかがリンクしてくださったかもしれませんね。ありがとうございます。

「あいまいの極み」記事の反応が良かったので、気を良くしてまた、あいまいの極みネタを。紬の絵羽(訪問着)についてです。


私自身、ネット通販で着物を探すときによく検索するワードは「紬 訪問着」「紬 絵羽」なのですけど、先日、着物仲間さんから「紬の絵羽なんて、いつ着るの?」と質問されました。紬は普段着なのに絵羽は訪問着だから、格があいまいでわかりにくいと。

その質問に対して、私はしどろもどろで「うーん、紬の訪問着だとチャラチャラしたくない時に便利やよー」と訳の分からない回答をしてしまいました(笑)

もっと上手いこと説明するにはどう言えばいいんやろと思っていたところ、きものシャンの原先生が、紬の絵羽についてまさにドンピシャ!のツイートをなさってました。(リンクさせていただきます)
そう、そう、そうなんです!原先生がおっしゃる通り、紬の絵羽(訪問着)って〈アート〉や〈文化〉や〈教育〉と相性ぴったりだと思います。つまり、オシャレはしたいがチャラチャラしたくない時ですね(笑)

私的には、どんなに派手な絵羽がドーンと描かれて(織られて)いる訪問着であっても、紬だというだけで気持ちが鎮まり着ていて落ち着きます。

ということで、紬の訪問着を増やしてしまいました(笑)

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紬の絵羽。染めの熨斗目ですので、近々またお能鑑賞に着ていく予定です。

紬の絵羽(訪問着)も格があいまいだから、帯次第で調整できて、逆に出番が多いと思っています。

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