今年還暦を迎えるので、自分への記念品として熨斗目訪問着を誂えることになり、製作が進行中です。

熨斗目訪問着の誂え①
熨斗目訪問着の誂え②
さて、まず最初に佐藤チアキ先生を通じて私の身長を作家先生にお伝えしていました。後日、作家さんから着物の設計図が送られてきました。

「上下濃淡熨斗目」と書かれていて、先染の織の絵羽模様となります。きゃー♡おもわず口元から笑みがこぼれます。ス・テ・キ。

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上下の濃淡の色をどうするか、私の希望を作家さんにお伝えすることになりました。さっそく色鉛筆を買ってきて、自分なりにあれこれシュミレーション。めちゃくちゃ楽しい!

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熨斗目着物のお写真が多数載ってる白洲正子氏の本も読みました。熨斗目=武士、男児の祝着とお堅いイメージを持っておりましたが、いやいや、なかなか斬新で自由度が高い意匠でもあります。

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「好きな緑系がいいかしら」「それとも都会的な淡いグレー系?」「やっぱり茶系だと安心できるかな」「うーん青系もキリッとして心惹かれるなぁ」自分で考えれば考えるほど、何色にしたらいいか迷ってしまい、わからなくなってきました。

しかしそこはさすがチアキ先生。「せっかくのお誂えです。後悔しないよう、ちゃんと診断してから色を決めましょう!」とおっしゃってくださり、着物パーソナルカラー診断と顔タイプ診断を受けることになりました。

さっそく京都の先生のオフィスで診断していただきました。

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先生の診断の結果、私は、フレッシュだけどかなり直線多めの子供タイプでした(もうすぐ還暦なのに 笑)

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パーソナルカラー診断では、私の場合、似合う色と似合わない色がはっきり二極に分かれました。自分でも天国と地獄ぐらい差があることを知り、衝撃。実はそれまで(たとえ診断で似合わなくても力技で自分に寄せたらええんや!)と思っていたのですが、実際に似合わない色を身体に当ててしまった時のダメージの大きさたるや。明らかに自分の個性と反発しているのがよくわかりました。

私が似合うドレープは手前です。着物の場合、布の面積が大きいので地色を何色にするか、すごく重要だよなぁ〜と思いました。診断を受けて、己れの真実を知ることができて本当に良かったです。

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そして診断の結果、熨斗目の濃淡の色が決まりました! 実は直前に、チアキ先生がお召しになっていた葡萄色と灰紫の型染めのお着物(下のお写真)を先生のブログで拝見して(この色の組み合わせ好きだなぁ)とひそかに憧れていました。なぜか自分は今まで紫系の着物には縁遠くて、いつも違う色ばかり選んでいたのですが、今回は葡萄色と灰紫の組み合わせにビビッときたのです。チアキ先生にご相談した結果、「大丈夫!よくお似合いになりますよ」とおっしゃっていただきました。

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どんな感じになるのか、ワクワクしています♫

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