年明け早々にマンションの大規模改修工事が始まるので、ベランダに置いてある物をいったんすべて撤去しないといけなくなりました。これがまぁ予想以上に骨が折れる作業でまいりました。ベランダの一角に父親が遺したプラケースと段ボール箱が天井まで積まれていて、開けてみると工具や自動車部品に水道部品、塗料にオイルに農薬に除草剤。ありとあらゆるスプレー缶、大量の軍手、大量の電球、なぜか大量のたわしなど etc。

昭和ヒトケタ生まれの父には「捨てる」「断捨離」という概念が無かったので、小さなスペースに50年分の古色蒼然とした品物がギチギチに詰まっていました。これを私一人でどうやって処分したらええの〜んと久々に途方に暮れました。

おまけに横から母が「お父さんの思い出捨てないで」「もったいないから捨てないで」とギャンギャン言ってくるので、母を刺激しないようにこっそり作業せねばならず本当に疲れました。なんとか明日の午前中には整理を終わらせたいと思います。

そんな落ち着かない日々ですが、所用で京都に行ってきました。遊びに行くのじゃないけど、楽しい京都行きだから着物に。朝出かける時、雨が降っていたのでブロックチェックの片貝木綿にしました。

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着物が直線なので、メリハリつくよう帯の模様を曲線にしました。ピンクの縮緬地のカラフルな型絵染め九寸帯。

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上から白大島の道行を着ました。大島のコートは小雨に強いから、天気が微妙な時に重宝します。

やわらかものも着てみたかったけれど、さすがに年の瀬ですね〜。世間も自分自身も気忙しい年末に、やわらかものにはまったく手が伸びませんでした。私だけかもしれませんが年末はウールや木綿、紬を着たい気分でしたわ。やわらかものは新年明けてから、というDNAが刷り込まれてるんでしょうね。

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