夏に正絹着物を着る際の暑さ対策、汗対策を模索中です。

着物は夏結城、帯は阪急マルーン色の交織の名古屋帯。着物も帯も正絹が入ってますので、汗の警戒アラートは赤とふまえ、しつらえを考えてみました。

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まず今日は晒しを巻くので、和装ブラは無し。(私はユニクロのエアリズムのワイヤレスブラのXLサイズを和装用に使っていますが、それも無し)

当初、緋牡丹お竜さんみたいに素肌に晒しをぐるぐる巻きにするつもりでしたが、私が購入したガーゼ布が柔らかすぎて素肌に直接巻くのは、ちょっと違うような気がしたのです。もし素肌に巻きたいなら、糸が太い普通の晒しのほうが私にはいいような気がしました。

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そこで笹島寿美先生が提唱されている方法に舵を切りました。昔ながらのガーゼ肌じゅばんを着て、その上からガーゼ布4.5メートルを上半身に巻いてみました。巻き方は先生のご著書に詳しく解説されてます。

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肌じゅばん→ガーゼ布ぐるぐる、の次に長襦袢を着ました。今日は本麻ではなく、洗えるうそつき長襦袢にしました。

いつも通り着物着て、帯締めて、感じたこと。うん、なかなかいいかも!

補正というより汗取りを重視するなら、ガーゼ半襦袢にガーゼ布ぐるぐるの方法は、かなり安心だと思いました。背中とわき下、帯下から出る汗はガッツリ吸い取ってくれるはず。

それと和装ブラ(私はエアリズムのブラ)をはずしてしまうことが、こんなにストレスから解放されるとは!知らなかった、肩ひもが無くなるとめちゃくちゃラクです。両肩が軽いし、とにかく涼しいんですよ。

夏だけでなく、年中、晒しを巻いている方が絶賛する気持ちがわかりました。

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そして今日は、「最高の人生 Unlimited」のNさんがご紹介されていた、へちま帯枕を私も使ってみました。

Nさんは「きまらないお太鼓問題」のストレスが、こちらの帯枕に変えた途端、今まで何事もなかったかのように綺麗さっぱりと解消なさったそうです。(Nさん、記事をリンクさせていただきます)

そこまでおっしゃるなら、私も欲しくなるじゃないですか(笑)思い切って、へちま帯枕と一緒に、へちま帯板も購入しました。京都の坂根商店さんの「みゆき」という製品です。

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いやー、感動しました。このへちま枕、結構分厚いので、仰々しいお太鼓の形になってしまうのではないかと一瞬危惧したのですが、予想外にスッキリ、薄い目に仕上がって大満足。大きめのお太鼓は好きですが大袈裟なお太鼓は苦手な私には、とても合いました♪

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そしてさすが、へちま製の帯枕と帯板。軽くて涼しくて、ストレスフリーだと思いました。この快適さを知ってしまうと、もう元には戻れません。高かったけど買って良かった(笑)

へちまの帯枕、へちまの帯板、ガーゼ布ぐるぐる巻き。すべてが功を奏したのか、いつもはエアコン入れても汗だくになる私が、今日は着付け中、ほとんど汗が出ませんでした。夏着物ライフに希望の光が射してきた!とても嬉しく思います。