所用で三か月ぶりに電車に乗ってミナミに出ました。大阪は緊急事態宣言が解除された後も新規感染者が抑えられているので、少しは活気が戻っているかと思いきや、全然でした。あの、やかましいワチャワチャしたミナミの街が、おとなしく静まり返っていました。

飲食業界もまだまだ休業、時短営業が多いみたい。

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御堂筋を歩いていると、南御堂さん(お寺)の敷地に高層ホテルが建っていてビックリ。あちらこちらに真新しいホテルが開業してるというのに、泊まる人はほとんど居ないでしょうね。いかに経済が外国人観光客、インバウンド需要に支えられていたかということを痛感しました。

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しかしなぁ、まさかこんな事態になるとは半年前、誰が予測できたでしょうか。誰もがオリンピックイヤーの今年は右肩上がりのイケイケ、今まで味わったことのない景況感を謳歌できるのではないかと信じて、みんな頑張ってきたのにね。

COVID-19の出現で、世界が変わり、日本が変わり、個人の人生までも大きく変わってしまいました。静まり返った街を目の当たりにして、ちょっと頭の整理がつかないままですが、引き続き自分が出来ることをコツコツと誠実に続けていくしかないですね。

私はといえば、残念ながら今月も仕事が休業ですのでステイホームです。家で読む本を仕入れましたよ。興味津々の本ばかりで良さそうです。

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左端の御本『庶民の着物〜』というタイトルですが、チラッと中を見た感じ、庶民ではないでしょうとツッコミたくなりました(笑)その奥ゆかしさに、セレブリティーを感じた次第です。