いつか利休バッグが欲しいなぁ〜と願いつつご縁が無かったのですが、なんと今日、本場大島紬の利休バッグに一目惚れしてしまいました。自分らしいバッグだと思いますので、届いたらまた紹介させてください。

そういうわけで急に白大島が着たくなりました。大島はひんやりした感触で真冬には冷たい感じがしますが、着てしまえば暖かいです。

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力強い男性的な筆致で山と渓谷を描いた塩瀬の九寸帯は、最初は夏山風景かと思いこんでましたが、よく見ると遠くの連峰が雪景色に見えます。白ベースの帯地もなんとなく冬らしい感じがしたので、今回締めてみました。

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今日は寒色が着たかったので、帯揚げは群青の縮緬、帯締めは黒と銀の三分紐。そして珍しく帯留をしています。鉱物みたいな形状で合うかなと。

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この帯は、数年前ヤフオクに出品されていたのものを1円で落札したもの。当時オークション初心者だったので1円で落札したことに仰天して、あまりに申し訳ないので悩んで、わざわざ出品業者さんに電話して辞退を申し出たところ、「全然大丈夫ですよ〜」と逆に説得されたという代物(笑)

手先が短く、前柄を出すのが私には厄介な帯ですが、綺麗に締められるよう精進します。