2021年11月

熨斗目の型絵染紬でお能のワークショップへ

家からクルマで10分ほどの場所に能楽堂があって、お能のワークショップが開催されることを知り、思い立って行ってきました。

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お能は京都観世会館で10年前に鑑賞したことがありますが、初心者ですので地元の能楽堂でワークショップを受けられるのはありがたい。今回は大阪、東京、福岡、神戸から能楽師さんが出演されて、解説付きで仕舞と舞囃子をご披露されました。

能舞台と客席の間に自然光が入る風情ある能楽堂でした。

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10年前にお能を見た時は理解に及ばずチンプンカンプンで客席で船を漕いでいたのですが、年齢を重ねて少しは見る目、聴く耳が養われてきた⁈    お能の魅力がやっと私にも理解できるようになってきたかもと思いました。お能、めちゃくちゃ刺激的!もっと観たい!知りたい!です。

舞台が終わって能楽堂そばの岸和田城で撮影しました。お能鑑賞でしたので、熨斗目の型絵染の紬を着ていきました。

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チアキ先生の楽天roomから購入した型絵染の紬です。柄行きが派手な着物なので羽織に仕立て直したほうが無難かもしれませんが、熨斗目大好きなのでやっぱりそのまま着物として着ます。

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黒羽織をはおって隠してもやっぱり派手ですね。

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母の昼食を用意しながら、行こうと思い立って急遽バタバタと着付けをしたので、今回も着丈が長すぎて自分では全然気に入らない(笑)

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そして最近、着物の裾が裾つぼまりにならずに広がったり、歩いているときに上前がめくれて下前が飛び出してきたり、帯から下の着付けが全然キマらなくて困っていて、この時もすべての写真の裾がやたらモタついていて、キーーーーッとなっておりました。

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でもこの日、帯から下のもたつきの理由がようやく判明! やはり私の場合は腰ひもの位置を下に戻したほうが良いと気付きました。

今は実験的に腰ひもの位置をウエストの一番細いところで締めていますが、洋梨体型の私にはその位置は向いてないようです。ウエストではなく腰骨の位置で締めたほうが下半身が固定されて安定する!!!

明日から、腰ひもの位置を下に戻すぞー!オーッ!💪

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衿元は鈍角、半衿はガッツリ

今年上半期の直木賞作品の澤田瞳子『星落ちて、なお』を、ようやく図書館から借りられたので読みました。幕末から明治にかけて活躍した日本画家、絵師の河鍋暁斎一族のお話です。

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ちょうど本を読んでる時に、ひめ吉さんが河鍋暁斎のお着物をお召しになってるのを拝見して、目が♡♡になりました。とても素敵です。

ひめ吉さんがデザインされる刺繍半衿も大人可愛いくて良きですねー。半衿の地色も綺麗な白で、厚めの縮緬なので衿元がふっくら見えて、高級感があると思います。

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その半衿のことなんですけど、最近はどちらかといえば半衿をガッツリ広く見せるのが流行ってますよね? 私も刺繍半衿やレース半衿などを幅を広く見せてる衿元に憧れています。

ところが私の場合、どれだけ頑張っても半衿の幅が広くならないのですよ。着付けの段階で半衿をガッツリ出したつもりでも、時間が経つにつれ半衿の幅がどんどん狭くなってくるのです。

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半衿の幅は細いほうが好きな方もいらっしゃると思いますが、私は広めのほうが好みなんです。

(どうして自分は半衿がすぐに細くなってしまうんだろう。ひょっとしてスマホ巻き肩とか? 肩が丸まって姿勢に問題があるのかな)などと密かに悩んでおりました。

ある日、おかんさんから「Jガールさんって撫で肩やったんやね!着物が似合ってよろしいですわ」とおっしゃっていただき、(そうなん⁈)と思いました。自分は肩幅が広くて骨太なので、撫で肩とは全然思っていませんでしたが、おかんさんに言われて写真を見ると、確かにショルダーバッグがずり落ちるぐらいの撫で肩ですねぇ。(若い頃はそうでもなかったのに、加齢で撫で肩に変わった?)

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それで気付いたのですけど、衿元が鋭角になってしまうのも、半衿の幅が細くなってしまうのも、実は「撫で肩」と関係があるのではないかな?と思いましてね(仮説です)肩のラインと平行して赤線を描いてみたら、クロスした部分の上下が極端に鋭角になっているので、衿元も鋭角になりやすいのかなと。

うーん衿元を角にして、ガッツリ半衿を見せる着方に憧れますが。「デコルテにもっと補正を入れて鳩胸にしたら良いよ」とアドバイスしてくださる人もいるのですが、胸の補正はあまり好きでなく、困った奴なんです💧

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心のこもった手作りギフト

先日、未使用の南部桐下駄を馬うーまさん(岩手のファーストサマーウイカ♡)に送らせていただいたらとても喜んでくださって、ブログにも素敵に書いてくださいました✨

快く貰ってくださった上に、こんなにも喜んでブログに書いてくださり、それだけでもう充分だというのに。

なんと馬うーまさんからギフトが届きました。封を開けると、山桜の皮を使った樺細工の文箱が!なんて美しい!

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中を開けると、岩手の銘菓がぎっしり!うわぁー、くるみのゆべしにクッキーに和菓子に黒豆きなこ!ひゃーっ全部美味しそう!

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そしてすごい! 馬うーまさんが胡桃の木で一生懸命手作りしてくださったチャームまで私に!😭

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馬うーまさんが、胡桃細工のワークショップに参加された記事はもちろん読んでいて(うらやましいなぁ〜♡私も欲しいなぁ)と思っていたのですが、この時、実は馬うーまさんは私のために作ってくださっていたのですね。本当にありがとうございます😭😭😭

さっそく馬うーまさんお手製の胡桃チャームを籠バッグに付けてみました。めちゃくちゃ可愛いくて最高です!

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参加費数百円のワークショップで作ったと謙遜されてますが、プロの手ほどきとはいえ、初めてでいきなりこんなに立派で綺麗なチャームを作ってしまえるなんて、馬うーまさんって何でも上手にできる人なんですね。

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上品で流麗な文字のお手紙も添えてくださり感激しました。心のこもったギフトを本当にありがとうございました。

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さて、馬うーまさんも私も御用達のネットショップ・シンエイさんで、先日私が手に入れた材料用の横段紬です。能、狂言の舞台に登場する太郎冠者が着ているような段熨斗目だよなぁ〜と思いましてね。

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70パーセントオフで660円で購入したので、正直期待してませんでした。実際、胴裏は黄ばんで使い物にならないし、八掛の色もなぜかピンクで最初は違和感しか無かったのですが。

とりあえず、表地だけ保管しようと着物を解き始めました。

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解いているうちに、じわじわと布から手応えのようなものを感じました。質感がしっかりしていて、織った人の意志が強く感じられるといいますか。

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御納戸色と濃いグレーの横段なのですが、濃いグレーの緯糸がなんとピンク色なんです。それで八掛の色がピンクだったのか、、、とやっと合点がいきました。

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御納戸色の経糸にピンクの緯糸で、濃いグレーだけど玉虫色にも見える不思議な光沢があります。

産地や織った人を特定することは私にはできませんが、織り手さんが「よし!ピンクの糸を使おう!」と決めた瞬間を想像して、私までにんまりしています。

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着物でソロ活 大阪〜神戸

着物を着て一人でさっとお出掛けする人って凛として良いなぁ〜と思ったので、私も真似っこ。今日もソロ活してみました。

水の都・大阪を代表する堂島川にて。

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最初に向かった先は、大阪キタの古美術商、骨董店が集まる老松通りへ。みんな大好きシンエイさんの実店舗「千kimono」さんがこちらにあるのです。

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実は過日、シンエイさんのサイトで販売されていた材料用の紬(70パーセントオフで660円)を見て、思わず「熨斗目やん!」と叫んだ私。熨斗目ゆーても工芸作品では無さそうなことは百も承知だけど、どうしても現物が見たくて購入しました。

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実店舗に取りにいけば送料不要なので、本日商品を受け取りに行った次第です。

千kimonoさんに伺うと、ちょうど岡山の有名アンティークショップの雅星本店さんが催事をされていて大盛況でした。オーナーさんもスタッフさんもとてもオシャレな方です。

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千kimonoを後にして、大阪駅前ビル地下の洋食屋で日替わりランチをいただいて、珈琲を飲んで。

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阪神電車の特急で神戸へ。目的は大丸神戸店の7階呉服売場の中央イベントスペース。

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こちらの催事に竺仙さんが出店していて東京から営業担当者さんがいらっしゃってるというのでお訪ねしました。実は何年も前から欲しいと願っている浴衣の柄があって、「型があったら来年向けに反物を染めてもらえませんか」と直談判してきました。

せっかくですので、竺仙の江戸小紋、帯で伺いました。長襦袢まで竺仙にして熱意をアピール。草履は畳表、バッグはロエベ。どうか型紙が残っていて無事に染めていただけますように。

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自分のお土産に、竺仙が企画協力して制作された江戸帖(来年のダイアリー)を購入。

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こちらの催事は今日まででしたが、竺仙さんの他に東京のnodo88さん、福島の黒澤桐材店さん、東京の玉のりさんと魅力的なお店ばかりで、欲しいと思うお品がたくさんで困ってしまいました。

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特に、nodo88(ノード・オッタントット)のデザイナー片岡さんの感性に強く共鳴してしまいました。くるりさんにいらっしゃって独立された方みたいです。

置いてある商品、全部好きでした。とても気になるお店です。


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気になる今季の着物雑誌

美しいキモノ2021年冬号を読んでおりますと、最近の着物トレンド分析として「今季の展示会で目についたのは濃地で、特に濃い緑とこげ茶の人気が再び戻ってきた」とのことです。ここ数年不動の人気だった淡い綺麗な寒色系も根強い人気があるそうですが、個人的に昔から大好きだけど少数派だった濃い緑とこげ茶が今、注目されているなんて、へぇーって驚いております。



あと白とかアイボリーとか、ごく淡いベージュの地色も今季よく見かけるらしく、特に白い着物はかつての夜のイメージ(白い着物って昭和時代はホステスさんが着るイメージがあったの? 私は知りませんでした)から、現代は帯も白っぽくしてワントーンコーデにするのがトレンドみたいです。(これはきっとオールホワイトコーデのトップブロガーさんの影響力だと私は思います)

最近の「美しいキモノ」は攻めていて面白いですね。保守的、コンサバ、正統派の着物雑誌だと思っていたけど、いやいやそれだけじゃなかった。作り手の最先端の動向が載っているので、半歩先のモードを読む勉強になるし、楽しいです。

町田啓太さんを起用した冬号増刊も楽しみですね。これを機に、若い男性がもっと着物を着てくれたら嬉しいなぁ。



そして気になる雑誌がもうひとつ。キモノアンの最新号がなんと「民藝」の特集を組んでいるようなのです。

KIMONOanne. vol.3 ([テキスト])
TAC出版編集部
2021-11-12





アバンギャルドな和洋ミックスの方々が、民藝のアイテムをどのように用いてスタイリングされるのか興味津々です。

着物が楽しい季節の到来と共に、雑誌も充実。ワクワクしています。


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