2020年09月

みんな大好きシ◯◯◯さん

インスタやFacebook、Twitterのアカウントを持たない私の着物活動の情報はもっぱらブログから得ておりますが、なんといってもamebloは魅力的な着物ブロガーさんの数も多くて毎日読むのが本当に楽しみ。

amebloのなかでも異彩を放っているのが馬うーまさんのブログ。美しくスタイル良くて相当頭がいいのに気取ってらっしゃらなくて、おもしろくて大ファンです。その馬うーまさんの先日の記事も楽しかったので、リンクさせていただきます。

購入された薔薇のお着物、帯とピッタリで素敵。馬うーまさんがお召しになると現代的に映ってとてもかっこいいと思います。それにしても、みんな大好きシ◯◯◯さんの材料用の着物を着ようとするなんて、一緒一緒!私もみんな大好きシ◯◯◯さんで材料用の杢目絞りの小紋を600円で買って、なんとかして本気で着ようとしてますもん(笑)

私の場合は匂いや汚れはありませんでしたが、すぐにセルフドライクリーニングに持っていき丸洗い(揮発洗い)しました。

一度試着してみて自分に合いそうだったら、自分で解いて表地だけ保管しておくつもりです。(本当は端縫い〜洗い張りしてもらいたいですが絞りは洗い張りが出来ないかも。馬うーまさんの記事のコメントでゆきわらしさんがお書きになっていた楽天のきれいやさん良心的ですね)

この着物は袷で重いし裄も短いので、お小遣いができたら、いずれ単衣に仕立て直したいと願っています。

同様に、もしも私が馬うーまさんの状況なら、何度か着用して心から「この着物が好きだ!ずっと着たい!」と確信が持てたら、思いきって着物を解きますね(笑)そしてきれいやさんに送って洗い張り、和裁士さんに頼んで仕立て直します。重量が軽い単衣に。でもサイズ的にOKで袷のほうが重宝なさるなら、このまま解かずにきれいやさんで丸洗いで充分かもしれません。(本当はコメント欄に書かせていただきたかったのですが、amebloアカウントを持ってないのですみません)

ところで先日、大阪市内でクルマを走らせていたら、ひょっとしてみんな大好きシ◯◯◯さんの社屋はこのへんにあるのでは?と思い、寄り道して見に行ってきました。想像以上に大きな、立派な建物でした。そりゃそうですよね、ネット通販だけでなくプロも買い付けに来られるようですしね。

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ここで働けば着物の目利きになれるでしょうね。うらやましい。

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夏着物の汗対策の盲点でした

今年の春〜夏は、裄の長さを自在に調整できる「うそつき長襦袢」が大活躍しました。綿とポリエステルなので気楽に洗えてアイロン要らず。上半身ガーゼ布ぐるぐる巻きと「うそつき長襦袢」で、汗対策もおおむねうまくいったように思います。

と思っていたのに問題勃発。なぜか今夏に限って太ももから脚にかけて汗疹(あせも)が出来たのです。どうやら「うそつき長襦袢」の下半身がポリ素材なので、長時間着用して汗をかいて蒸れてしまったようなのです。綿素材の上半身は大丈夫でした。

汗対策万全だと思い込んでましたが、まさかの下半身に汗疹。うーん盲点でした。私にかんしては、この「うそつき長襦袢」はそれほど汗をかかない日限定にしたほうが良いみたい。やっぱり真夏は本麻の長襦袢が涼しいですし、身体に優しいと思いました。

そこで思いきって来年用に、本麻の長襦袢を一枚つくることにしました。グレーの男性用長襦袢(リサイクル)を文字商店さんで見せていただいたら、手蜘蛛絞りと柳絞りの模様が一目で気に入りました。女性用長襦袢に仕立て直しをお願いしています。

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本麻長襦袢は白と墨色を持っていますが、どちらも裄が一尺八寸ニ分(マイサイズ)で長いのです。実は別途、仕立て直しをお願いしている宮古上布の裄が一尺八寸に仕上がる予定で、この長襦袢の裄も宮古上布の裄に合わせてもらうことにしました。

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自分が下半身デブなのも汗疹が出来やすい原因のひとつじゃなかろうか?と気にして、ストレッチ用のヨガマットも買ってきました。4連休、できるだけヨガマットの上でステイします💦

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一周まわって赤い帯


悉皆・文字商店さんの勉強会でご一緒した京都のブロガーriyoさんは、赤い帯が大好きでたくさんお持ちになっているそう。この日も楓が織り出された赤の夏帯を締めてらっしゃって、美人がいっそう引き立っておられました。

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riyoさんの赤い帯を見ているうちに、私も赤い帯が締めたくなりました。私には「赤い帯=昭和」のイメージが根強くて、赤も昭和もけっして嫌いではないのに、今までなんとなく赤を敬遠してきたように思います。

せいぜい部分的に赤を取り入れるのが関の山でした。
いやいや、昭和で結構。昭和上等。着物姿に赤を取り入れると元気が湧いてきてイキイキしてきますよね。令和になって昭和が遠くなりにけりの今、一周まわってかえって赤い帯が新鮮だわ!

riyoさんに触発されて、手持ちの赤い帯を出してみました。左から洒落袋帯、万年青(おもと)の九寸帯、沖縄土産のミンサー半幅帯。

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今回着用したのは洒落袋帯。季節を先取りして、こげ茶の結城縮(単衣)を合わせてみました。長襦袢は本麻にしたけど、やはりまだ暑い💦

おかんさんに教えていただいたポーズで。ややや、ちょっと細く見えるのでは?(笑)さすが、おかんさんです。立ち方のコツを教えてくださったおかげで、棒立ちではなく表情をつけることを学びました。


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おかんさんのポージング動画です♡
https://www.youtube.com/watch?v=uh4m6guGf7A



赤い帯、いいですよね!今回、帯揚げも帯締めも白にしたけど、多色使いの小物を持ってきたら今風に寄るかもしれませんね。

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木屋太の袋帯は締めやすいので、帯結びの失敗が少ないように思います。

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グレイヘアに赤はよく合うし、これから積極的に赤を取り入れようと思いました。来年還暦やし(笑)。

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グレイヘアになったからには誰に遠慮がありましょう


以前、このブログでグレイヘアについて書いたら、いつもよりアクセスが4倍ぐらい伸びて驚きました。グレイヘアに興味を持っている方がたくさんいらっしゃることを初めて知りました。

この記事の最後に「おしゃれなグレイヘアのマダムになれるか、疲れた白髪のおばさんに甘んじるか、心してかからなきゃ!」と宣言しているにもかかわらず、ちっとも自分が進歩してないじゃないかと反省。そういえばグレイヘアにかんする書籍を一度も読んだことないよね、と気がつきまして、ブックオフで一気に4冊取り寄せてみました。


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さっそく4冊に目を通しました。当たり前ですが、こちらに載っているグレイヘアの女性たちは有名無名にかかわらず美しく輝いた方々ばかり。髪だけじゃなく、肌も歯も姿勢も綺麗。ファッションも年齢不詳、国籍不詳で洗練されて垢抜けています。しかも穏やかで優しそうでナチュラル。

やっぱり思いましたね。この年齢まで頑張って生きてきてグレイヘアになったのだから、誰に遠慮がありましょう。若い頃には着られなかった色やデザインを自由に着たらいいと思いました。どれだけ突き抜けた服を着ても、受け止めてくれる力がグレイヘアにはあります。


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私のグレイヘアのお手本・堀越希実子さんも「淡い色のきものがしっくりくるようになった」とおっしゃってました。(『おしゃれにグレイヘア』世界文化社より)

ちなみに上の4冊、どれも着物をお召しになったモデルさんも掲載されていますが、もし着物好きが一冊選ぶとしたら、右上のピンクの表紙『グレイヘアの美しい人』(主婦の友社)がおすすめです。着物の誌面が20ページにわたっています。京都祇園のエメラルド美容室のオーナーさんの記事も良かったです。

私自身ショートカットにしてきましたが、これからはシニヨンやアップスタイルに挑戦してみようと思い、髪を伸ばしている最中です。前回は途中で挫折したけど、今回はがんばるぞー。

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藍染着物に白い帯は危険

友達が主宰している着付け教室に今日も呼んでもらいました。コロナ禍で仕事休業中の期間だけでもいらっしゃいとのことで、ありがたいです。

普通の着付教室というより、着物を通じた国際親善がコンセプトの会だから、海外から来た人にボランティアで着物を着せて差し上げたり、着付けを体験してもらうための教室です。英語が飛び交ってます。

英語も他装も不心得なので焦りまくり💦今日はヨーロッパの女性の浴衣を着付けしましたが、他装なのに私が必死で彼女に前結びしていたので大笑いでした。

私も注染浴衣を着ました。綿紬で生地がしっかりしているから秋に着ても違和感ないと思います。

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私の左にいらっしゃる方は、浴衣ではなく板締め絞りの藍染の木綿着物でした。板締め絞り、洗練された大人の絞りで素敵でした♡

「でも白い帯に藍の染料が移ってしまって大変だったのよ。もう二度と藍染着物に白い帯は締めないと心に誓ったわ」

と仰ったので、私も大きくうなずきました。実は先日京都に行ったとき、能登上布に白の絽塩瀬の帯を締めたのですが、白い帯に藍の染料が移ってしまいショックを受けています。藍染の着物に白い帯はたいへん危険だと思い知りました。白い帯、爽やかなのに残念です。

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こちらの能登上布はラミーで糸がしっかりしている感じがしたので自己責任で洗濯機で洗ってみました。宮古上布と同様に洗っても洗っても藍の染料が流れ出てくるので、こりゃ白い帯はこわくて締められないわな・・・と思いました。

何事も経験ですね。うまくいったり、失敗したり。身を持って経験を積んでいきながら、自分に合った着方やコーディネートを極めていけたらいいですね。

(追記)藍というより墨が色移りしているかもしれません。時間が経ってしまったけど、しみ抜きに出してみようと思います。


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