2019年04月

もう若くない  転倒の恐怖

身体がふわっと浮いて一瞬何が起こったのかわかりませんでした。昨夕、仕事場の床で滑って仰向けに転倒してしまい、頭部と全身を強打。起き上がれず倒れているところを周囲に助けてもらい、そのまま救急病院へ。CT検査の結果、幸い脳内に異常は無かったものの、後頭部には大きなタンコブ。今もズキズキ痛みます。


頭部の痛みに気をとられて最初は気づかなかったけれど、腰と臀部と手のひらも強打したので痛いのなんのって。一夜明けた今日は首もおかしい。涙


何よりコケてしまったことに対する恐怖心と精神的ショックが大きいです。日頃、親に向かって「コケたらあかん、絶対コケるな、寝たきりになるよ」と口を酸っぱくして言い続けていた自分が、まさかのすってんころりん。打ちどころが悪かったら、命にかかわるところでした。


ショックが大きくて、しばらくはおとなしくしていようと思います。とりあえず今日明日あさっての三日間は休んで、自宅で安静に過ごしています。久しぶりにゆっくり本を読んでいます。

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明日読みたい本は島崎今日子著のノンフィクション『森瑤子の帽子』。


若い頃、森瑤子に心酔していたので全冊持っています。森瑤子のことならいくらでも語れるほど大ファンだったのです。ある日、成城学園前駅のホームで電車を待っていたら、偶然にも私の目の前でご本人が電車を待っておられたのでびっくりしました。お一人でいらしたので、話かけようと思えば話しかけられたのですが、あまりに好きすぎて畏れ多くて話しかけられませんでした。


後悔しています。気の利いたこと言えなくてもいいから、好きですとひとこと伝えたかったですね。

グレイヘアのシニヨンマダム

白髪染めを止めてグレイヘアにして2年経ちます。50代ではフライングだったのか、なかなか白くなりませんが、今のところ黒髪(あるいは茶髪)に戻す予定はありません。ずっとショートで、少し変化をつけたくてとりあえず髪を伸ばしています。只今、中途半端な長さで気持ちわる〜い。


で、セミロングに伸びた暁にはどうしようかと思案していたところ、「京都で、着物暮らし」のakeさんのブログで素敵なマダムのお写真を発見!そうよ!これだわ、この髪型! グレイヘアのシニヨン、かっこいい!

akeさんのブログをリンクさせてくださいませ。お写真、手前の右側に座っておられるグレイヘアのお方です。

akeさんのブログ


素敵なお着物、知的で優雅なライフスタイルのakeさんに憧れています。押しも押されもせぬ京都のセレブ女性だと思います。そんなakeさんでいらっしゃるから、やっぱりお友達も優雅ですねぇ。足元にも及びませんが、グレイヘアのシニヨンスタイルに不肖・私も挑戦してみたいと思っています。


ところでシニヨンにするなら、やはり髪留めにも気を配りたい。洋装、和装を問わず、髪留めや髪飾りはあまり好きではないのですが、私の場合、ゴムで縛っているだけでは生活感満載になってしまいそう。シニヨンというオシャレな響きとは程遠くなるに違いない。


それで今、シニヨンスタイルに合う髪留めを物色中なのですが、思い切ってアレクサンドル ドゥパリを買うべきか買うまいか、逡巡しています。

アレクサンドル  ドゥパリ公式ホームページ


アレクの髪留め、ご存じですか?  実は10年以上前のこと、パリに行ったお友達からお土産でアレクのヘアクリップを頂いたことがあるんです。10センチほどの黒のプラスチック製で小さく「A」のロゴが入ってましたが、一見何の変哲もないシンプルなクリップなんです。当時、アレクのことを知らなくてブランド物とは思ってもみなかった私でしたが、そのクリップの造りが本当にしっかりしていて、髪も良く留まるんですよ。


「これは只者じゃないわ」とお値段を調べてみて仰天しました。なんとプラスチックのヘアクリップが一万円とか二万円とかするんですよ。見た目が同じようなヘアクリップ、雑貨店で600円ぐらいで売ってるがな。なんなら百均でも買える(笑)


いやぁ〜、いろんな世界があるんだなぁと思いました。庶民の私には知らない雲上の世界だと。でも確かにアレクの髪留めは素敵だった。はっきり言ってまた欲しい。でも似たような物600円ぐらいで買えるやん。しかしながらアレクは着け心地が全然違うんだよね。でもやっぱり高いわ〜、贅沢やわ〜。


欲しい。高い。欲しい。高い。心は揺れ動きます(笑)




サイズ直しは心の問題

昨年の話ですが、サイズが微妙に合わない着物7点、道行1点をご近所の和裁士さんにお願いして、すべてマイサイズに直していただきました。


裄出し、身丈直し、袖丈直し、袷から単衣に。完璧に仕上がってきた着物を手にした時、心から嬉しくてね。本当に喜びが大きかったです。個々のサイズの不満を解消させただけで、すべての着物が燦然と輝き、愛おしさが増しました。

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裄が短くても、身丈が足りずサイズが合わなくても、工夫して素敵に着られるのが着物の良いところだと思うのですが、やっぱりサイズを重要視しますね、私の場合は。


というのも私にとっては心の問題なんです。若い頃、大柄で太っていて規格外のサイズだったにもかかわらず着物を誂える財力がなく、プレタの着物を着ていました。昔のプレタ着物、小さかったですからね。おはしょりがたくさん出て、手首までしっかり袖がおおっている友達が心から羨ましくてたまらなかったです。ずっと自分の体型を恨んでました。


長襦袢も小さく、草履も小さく、いつも着姿がつんつるてんで、コンプレックスの塊になっていたと思います。着物は好きなのにサイズがトラウマで卑屈になっていました。


あれから30数年経った今も、えらいもんでトラウマが消えないんですねぇ。ちょっとでも裄が短いと気になってしまってしょうがない。どんなに気に入った着物を着ていても、裄が短いという一点の曇りで、まったく自信が持てなくなってしまうのです。


着物を着るなら、他人からどう見えるかより、自分自身の心持ちが大切だと思うんです。どうせなら晴れ晴れとした気持ちで堂々と楽しく着たいじゃないですか。


先日、着てみた白樺の付下げも裄を出してサイズがピッタリになり、コンプレックスから解放されて心が晴れて気分がいいのです。

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着物におく価値観は人それぞれだと思いますが、そういう理由で、色より柄より、私にとってはサイズが一番大事なんですよ。

春らしいコーディネート

一か月ぶりの着付けの稽古です。久しぶりに着てみたらば、なぜか着付けが上手くなっていた・・・ということをひそかに期待していたのですが、まったく変わりませんでした。安定の低空飛行っぷり(笑)

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でも着付けは早くなりましたね。よそ見しながら(テレビを見ながら)勝手に手が動くようになりました。頭ではなく、手が覚えてきた?


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春らしいコーディネートにしたかったのですが桜の着物や帯を持ってないので、香色の白樺の付下げにピンクの孔雀の羽根の帯。

孔雀が飾り羽根になるのは、繁殖期のオスだけなんだそうです。孔雀の繁殖期は3〜5月なので、まさに今ですね。(お太鼓の折れ線、残念)

帯揚げにも帯締めにも薄いピンクを持ってきて、全体のトーンをおとなしく馴染ませました。

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ただ今、髪を伸ばしている最中でして、中途半端な長さでアップにすることも出来ず、見苦しい。辛抱の日々です。







浴衣はだんぜん白地が好き

岸井ゆきのさんのインスタに可愛い画像があったのでお借りします。朝ドラ「まんぷく」のオフショットですね。お三人の藍染の浴衣(寝巻き)最高です。白地なのがいいと思います。

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サナトリウムみたいと言われても気にしない。 やっぱり私は白地の藍染が好きだなぁ。特に左の松下さんがお召しの雪輪の模様、スッキリしていて大人っぽい。着物にしても浴衣にしても、コーディネートの加減はひとつ物足りないぐらいで止めたいほうです。

桜の候、新緑の候が過ぎると、あっという間に浴衣の季節がやってきます。もともと竺仙の浴衣にハマったことがきっかけで着物に興味を持った私、毎年竺仙の浴衣の動向のチェックは怠りません。


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最近、購入した本「竺仙のゆかた   江戸の粋」です。

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スッキリしていて涼しげで可愛い。いつまでも眺めていたいです。


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