オールホワイトコーデの素敵な着物ブロガーさんの影響をモロに受けて、私も白い着物が好きになりました。実は以前は、真っ白の着物=極道の妻のイメージを持っていたのですが。
(参考画像)サラリーマンNEO「実録 社宅の妻たち」(極道の妻のパロディーコント)
このコントの再放送を見て、思わず膝を打ちました。極妻ならぬ社宅のボス役の麻生祐未さんのお着物、やっぱり白だよね〜。白い着物って、めちゃくちゃいかつい。貫禄ありますわ。
が、これは主にやわらかものの事なんですね。同じ白でも、かたもの(紬)なら、いかつくならないのがおもしろいところ。(もちろん全ての白のやわらかものが極妻っぽいわけではないです)
私も白い着物を品良く着られるようになりたいなー。昔は白が大の苦手で避けてました。くすんだ肌色に純白は、負けてしまうようで気後れするし、抵抗感も大きかったんです。
でも最近は平気になりました。というのも仕事の制服が白衣なんです。全身真っ白で何年も仕事しているうちに、えらいもので慣れるものですね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
白い着物と言えば、思い出すのは、20年前の出来事です。
前職でとある地方に泊まりの出張に行った時のこと。仕事と打ち上げを終え夜中の1時すぎにスタッフと共にタクシーで宿泊ホテルに向かっていました。途中、山越えをしてすごく寂しい道を走っていたのですが、ふと横を見ると小さな神社があったんですよ。石段があって、鳥居が見えて。
「ええっ⁈」
「白い着物の女の人、見た?」
「見た見た、一人で石段を登ってた」
「うっそー、幽霊?」
「まさか。でもなんでこんな夜中に」
タクシーの車中から一瞬、見えただけなので、わけがわかりません。「幽霊かも〜」と大騒ぎしていたら、運転手さんが「丑の刻参りだと思いますよ。あの神社はここらへんでは丑の刻参りで有名なんです」と教えてくださり、驚愕。平成の世でも丑の刻参りする人がいるなんて!しかも作法にのっとって、ちゃんと白い着物まで着るなんて!
(参考Wikipedia)丑の刻参りの服装について
「白装束を身にまとい、髪を振り乱し、顔に白粉を塗り、頭に五徳(鉄輪)をかぶってそこに三本のロウソクを立て、一本歯の下駄(あるいは高下駄)を履き、胸には鏡をつるし、神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を毎夜、五寸釘で打ち込むという。五徳は三脚になっているので、これを逆さにかぶり、三本のロウソクを立てるのである」
ここで疑問が。えっと、帯は白じゃなくてもいいのかな? 丑の刻参りの時は、オールホワイトコーデしなくてもいいのかしらん?
ちなみに、居内商店さんが、歌川国芳の浮世絵作品「丑の刻参り」を名古屋帯にしちゃってますが。
この絵によりますと、白い帯でなくてもいいみたいですね。ていうか、この居内商店さんの帯を締めたら、バッチリかもね。万が一、人に目撃されてしまったら「そのままやん!」「ベタベタやがな!」と突っ込まれそうですが。
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(参考画像)サラリーマンNEO「実録 社宅の妻たち」(極道の妻のパロディーコント)
このコントの再放送を見て、思わず膝を打ちました。極妻ならぬ社宅のボス役の麻生祐未さんのお着物、やっぱり白だよね〜。白い着物って、めちゃくちゃいかつい。貫禄ありますわ。
が、これは主にやわらかものの事なんですね。同じ白でも、かたもの(紬)なら、いかつくならないのがおもしろいところ。(もちろん全ての白のやわらかものが極妻っぽいわけではないです)
私も白い着物を品良く着られるようになりたいなー。昔は白が大の苦手で避けてました。くすんだ肌色に純白は、負けてしまうようで気後れするし、抵抗感も大きかったんです。
でも最近は平気になりました。というのも仕事の制服が白衣なんです。全身真っ白で何年も仕事しているうちに、えらいもので慣れるものですね。
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白い着物と言えば、思い出すのは、20年前の出来事です。
前職でとある地方に泊まりの出張に行った時のこと。仕事と打ち上げを終え夜中の1時すぎにスタッフと共にタクシーで宿泊ホテルに向かっていました。途中、山越えをしてすごく寂しい道を走っていたのですが、ふと横を見ると小さな神社があったんですよ。石段があって、鳥居が見えて。
「ええっ⁈」
「白い着物の女の人、見た?」
「見た見た、一人で石段を登ってた」
「うっそー、幽霊?」
「まさか。でもなんでこんな夜中に」
タクシーの車中から一瞬、見えただけなので、わけがわかりません。「幽霊かも〜」と大騒ぎしていたら、運転手さんが「丑の刻参りだと思いますよ。あの神社はここらへんでは丑の刻参りで有名なんです」と教えてくださり、驚愕。平成の世でも丑の刻参りする人がいるなんて!しかも作法にのっとって、ちゃんと白い着物まで着るなんて!
(参考Wikipedia)丑の刻参りの服装について
「白装束を身にまとい、髪を振り乱し、顔に白粉を塗り、頭に五徳(鉄輪)をかぶってそこに三本のロウソクを立て、一本歯の下駄(あるいは高下駄)を履き、胸には鏡をつるし、神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を毎夜、五寸釘で打ち込むという。五徳は三脚になっているので、これを逆さにかぶり、三本のロウソクを立てるのである」
ここで疑問が。えっと、帯は白じゃなくてもいいのかな? 丑の刻参りの時は、オールホワイトコーデしなくてもいいのかしらん?
ちなみに、居内商店さんが、歌川国芳の浮世絵作品「丑の刻参り」を名古屋帯にしちゃってますが。
この絵によりますと、白い帯でなくてもいいみたいですね。ていうか、この居内商店さんの帯を締めたら、バッチリかもね。万が一、人に目撃されてしまったら「そのままやん!」「ベタベタやがな!」と突っ込まれそうですが。
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