毎日、暑さが厳しくてぐったりしております。こんなに暑いと夕食を作る気力が失せてしまい、ついにセブンイレブンでレトルトパウチのお惣菜を買ってしまいました。噂で美味しいと聞いてましたので。

コンビニで惣菜を買うことについては大いに抵抗があり、忸怩たる思いがあったのですが、今日考えが変わりました。焼き魚などはかなり美味しいし、小骨も取ってくれていて年寄りに安心だし、お値段も手頃。とうとう降伏しました。私、もう生魚を家で焼けません・・・(笑)


さて先日、自宅の箪笥より珍しい帯をピックアップしてまいりました。本場博多献上の兵児帯です。そうです、お相撲さん用のやわらかい博多帯なんです。帯の長さが1丈1尺4寸5分(435センチ)で、幅が1尺2寸6分(48センチ)もあります。

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実は私、大相撲が大好き。一年のうち、本場所が開催されている時期だけ、なぜかテンションが上がって何事にもやる気が満ちてくるんですわ。早く九月場所にならないかな(笑)


このお相撲さんの博多献上兵児帯は、福岡に行った時に、お相撲さんご用達の専門店「小川屋」を訪ねて購入しました。

昔のブログ写真を接写したので、写真がボケボケですみません。当時の小川屋さんは平和台という場所にあったと記憶していますが、今は移転されたのでしょうか。

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お相撲さん専用の帯や和装用品でいっぱい!もちろん関取や後援会の方が買いにこられるし、九州場所では福岡体育館で出張販売されているとのこと。


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下の写真が、私も購入したお相撲さんが締める博多献上の兵児帯。とにかく長くて大きい!一丈一尺(418センチ)から一丈八尺(684センチ)まで、一尺あたりいくらの計り売りでした。ちなみに博多帯を締めるのを許されるのは幕下から上だけだそうです。


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おもしろい!楽しい!思わず私も自分用に買ってきてしまいましたが、こんな巨大な帯(しかもフニャフニャの兵児帯)どうやって締めたらいいのか、私の技術では持て余しております。

お相撲さんは着物の上にグルグル巻きにしてお腹の横で団子結びしているようですが、その無造作な加減が鯔背(いなせ)でかっこいいですよね。これも今ブレーク中の結ばない帯結びの一種と呼べるかもしれません。