今日から令和元年ですね。穏やかで優しい平和な時代の幕開けでありますよう祈ってやみません。私自身も人生の大団円を目指して悔いのなきよう、一日一日を大切に歩いていきたいと心新たにしております。


さて先日、京都に行ったときのコーデです。最高気温が17度でしたので、袷の白大島紬に単衣の羽織を着ていきましたが、暑からず寒からずちょうど良かったです。軽くてツルッとした大島紬は、袷と単衣の過渡期にちょうど良いと思います。


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葉っぱ(葦?)の長羽織は、昭和の反物を仕立てたものです。黒は何にでも合わせやすいので重宝しています。

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今回、色半衿に初挑戦。濃紺のゼブラ柄で丸ぐけの帯締めとお揃いです。今まで白衿で通してきたけど、色半衿をつけているとすごく気持ちが弾みました!首元が護られているような感じがして「ぬくい」のです。やっと色半衿、柄半衿に開眼しました。これから少しずつ集めていこうと思います。

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母に撮ってもらった後ろ姿、ボケボケですが(ちょうど良い  笑)今回、色半衿を縫いつけた際に久しぶりに衣紋抜きも付けました。


で、今回これまた久しぶりに衣紋抜き+コーリン和装締め(コーリンベルトとは別物です)で長襦袢を着付けてみたのですが、やっぱりいいわ!コーリン和装締め!


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衣紋もちゃんと抜けるし、衿元も緩まないし、お腹まわりも苦しくない!往復4時間運転して、京都市内を歩き回りましたが、一日中着崩れなしで快適でした。こんな便利な物、なんでしばらく使わなかったんだろうと後悔したぐらいです。


群ようこさんが著書『還暦着物日記』で「私が着物を着る際に、いちばん気をつけるのは衿元である。ここが自分なりにちゃんとしていると、あとはほとんどどうでもいいと思っている」と言い切っておられましたが、確かにそうですね。なんといっても衿元が一番大事だ。